吉野直子さん こだわりの「バッハ」プログラム 【11/1公演】 (後編)
11月1日 吉野直子ハープリサイタルの続き・・・
前半はJ.S.バッハのインベンションや「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」に採録された
ピアノを習いはじめたお子さんが練習するような曲も取り上げられました。
マグダレーナの音楽帳にはJ.S.バッハが作曲していないものも含まれていて、
有名なメヌエットの真の作曲者ペツォールトや、
J.S.の息子、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハの作品も
演奏されました。
後半はグランドハープで
イタリア協奏曲、
無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータからフーガとシャコンヌ。
吉野さんの演奏は、ハープ以外の楽器のために書かれていることを感じさせないものでした。
「シャコンヌを弾いている最中に、お客様の集中力がどんどん高まってくるのがわかって
自分も怖いくらいに集中してしまった」とのこと。
「本当にいいお客様ですね」と袖に戻って何度も仰っていました。
サイン会にて、ホールのグッズコーナーで販売している
楽器のミニチュア。ハープも取り揃えています。
そのケースにサインをされる吉野さん。
「かわいらしいですね、どんな風になってるのかしら・・・あれ、ペダルが2本しかない!?」
ウーン。製造元にちゃんと7本付けてくれと言わなくてはならんですね。
多数のCDをリリースされている吉野さん。
こんな昔懐かしいジャケットも。
税込金額の表示を見たら、まだ消費税が3%の時代のものでした。
宗次オーナーと記念写真。
「達人の上を行く演奏ですね、超達人だ!」と激賞。
そしてハープはまた吉野さんの自宅へと帰り支度。
運送屋さんともう一人。手伝っていらっしゃるの白髪のご婦人は
なんと吉野さんのお母様です!
(スタッフ/にしの)