山本裕康さん チェロリサイタル 「情景」 (7/21)
名古屋出身で現在神奈川フィルの首席奏者を務めつつ、
定期的にセントラル愛知交響楽団の首席客演奏者ほか、
全国津々浦々様々なオーケストラに客演し、サイトウキネンオーケストラにも加わり、
その上ソロ、室内楽活動と多彩な活動を行っている山本裕康さん。
宗次ホールには始めての来演です。
今回のリサイタルはこちらのニューアルバム「情景」のリリースを記念してのもの。
テンポのゆっくりとした、まさに「癒しのチェロ」といった趣のアルバムです。
リハーサル・・・
背後に映っているのはチェロケースの影です。
前半は、アルバムでは第3楽章だけが収録されている
ラフマニノフのチェロソナタを全曲演奏。
山本さんがブログで書いていらっしゃいますが、
この曲の小さな音、弱音で、という指定の箇所を
ホールの響きによって良く演奏で表すことが出来た、とお話の中でも仰っていました。
後半はこのようにチェロを置いて、
朴訥ながら暖かいお人柄が伝わるトークを交えて。
サイン会も大盛況。
なぜだかこの日はホールの音楽グッズコーナーも大賑わいでした。
宗次オーナーとの記念写真。
山本さんは今年10月1日、今度は室内楽で登場。
今回も共演したピアノの諸田さんも一緒に、
バイエルン放送交響楽団の首席ソロヴィオラ奏者、ヘルマン・メニングハウスさんを中心に
デュオと室内楽の演奏会で出演します。
そのほか、宮本文昭さん、笑里さん親子が共演する
11月12日の「四季の日」コンサートでも
弦楽合奏の要として、参加していただくことになっています。
今後も山本さんの活躍にご注目下さい!!
(スタッフ/にしの)