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エリザベート王妃国際コンクールに楽器貸与者が挑戦中!


ベルギーのブリュッセルでただいま開催中の
世界でも5本の指に入る難関コンクール、
エリザベート王妃国際音楽コンクール

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ショパンコンクール、チャイコフスキーコンクールに比べて
日本において知名度は低いのですが
上記2つのコンクールに勝るとも劣らない、
一流演奏家を世に送り出しているコンクールです。

このほどそのヴァイオリン部門の1次審査が終わり(なんと6日間にも及ぶ徹底した審査!)、
エントリー78名の中から2次(セミファイナル)に進んだ24名と
次の審査日時が発表されました。
こちら(公式サイトより)※PDF形式

偶然ですが、宗次德二が理事長を務めるNPO法人イエローエンジェルより
楽器貸与を受けている2名が同じ組になって
コンチェルトとリサイタルの審査を受けます。

一人目はキム・ダミさん。
昨年3月の宗次エンジェルヴァイオリンコンクールで第1位となり
ストラディヴァリウス「レインヴィル」(1697年)を貸与中。
先日3月30・31日のコンクール受賞者記念ガラコンサートにも登場。

IMG_9516.jpg


※宗次エンジェルヴァイオリンコンクールの本選の模様はこちら

もう一人はアンドレイ・バラーノフさん。
彼は2010年に仙台国際音楽コンクールで第2位。
宗次ホールには昨年7月に初めて来演し、その時の演奏の素晴らしさと楽器の状態の酷さに
宗次理事長が貸与を即決。現在は巨匠ナタン・ミルシティンの手元にあった
アンソルド・ポジー(1947年)を貸与中。
今年7月6日(金)には宗次ホールでのリサイタルも控えています。

アンドレイ・バラーノフ(表)blog

※公演詳細はこちら

お2人の出場時間は
コンチェルトの審査が日本時間5月9日の午前3時から
リサイタルの審査が日本時間5月12日の午前4時過ぎくらいでしょうか。

コンクールの録音は随時こちらのインターネットラジオで配信されています。

 ♪キム・ダミさんの1次審査の演奏はこちら
 ♪アンドレイ・バラーノフさんの1次審査の演奏はこちら

日本人では2010年の11月に
フランスのロン=ティボー音楽コンクールで第2位入賞などの経歴がある
成田達輝さんが唯一セミファイナルに残っています。


どうぞ新たなスターの誕生に是非ご注目下さい。


(スタッフ/にしの)


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