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辻本玲チェロリサイタル


2月18日には、新進気鋭のチェリストとしてまさに今売り出し中の
辻本玲さんのリサイタルでした。

とにかくどっしりとした音とおおらかな音楽性で
過去共演した五嶋みどりさんにも絶賛された注目株です!

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メンデルスゾーンのソナタ第2番、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタはもちろん
前半に加えられたハイドンのディヴェルティメント
(チェロの名手として名高いピアティゴルスキーの編曲によるもの)と
ドヴォルザークのロンドも、
知られざる名曲に出会えたような、なかなかの名作でした。

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シャイな辻本さんですが、今回は曲のことなどお話も・・・
「一番好きな作曲家はシューベルトです。
 長調の部分でも単に明るい、というのではなく、
 すぐに憂鬱な気分になりそうなぎりぎりのところで
 明るいという感じがします・・・」

アンコールも大盤振る舞い、まるで休憩後の第2部に続く第3部のようで、
この4曲の順番もよく練られていたような感じを受けました。

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終演後のくつろいだひと時。
ご両親と宗次オーナーと・・・(ポーズは気にしないで下さい。)

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記念撮影

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実は辻本さんの使用楽器は
宗次オーナーが貸与しているものです。

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あのヴァイオリンで有名なアントニオ・ストラディヴァリによるチェロ。
1724年製。

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優美なf字孔・・・写真には写っていませんが、ラヴェルには確かにStradivariの文字が・・・


辻本さんは「トリオBEE」というアンサンブルユニットでも活動を始めました。
3月には名古屋でも演奏会が有ります。
ご興味ある方はこちらをチェック!


(スタッフ/にしの)


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