ティモ・コルホネン ギターリサイタル 「バッハの海へ」
フィンランド出身で世界的に活躍中のギターリスト、
ティモ・コルホネンさんの演奏会が29日行われました。
バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータから4曲を披露。
編曲はご本人によるもので、ロマン派時代にしばしば行われた過剰な装飾を排して
バッハがもしこの6弦のギターのために作曲したのなら・・・ということを念頭において
注意深くアレンジしたそうです。
楽譜を沢山並べて演奏しました。
譜面台ではスペースが足りず、急遽、板を小さなテープルの天板に貼り付けたものを作りました。
舞台に机と椅子がぽつんと。明かりも天から降り注ぐようにぽつんと・・・。
まるで講談でも始まりそうな雰囲気の中で演奏。
演奏会が終わってサイン会。ご来場いただいた人数の割に
沢山お買い求めいただきました。
演奏会終了後、宗次オーナーとポスターの前で。
「東京で友人のシンイチ・フクダが、名古屋に行ったら手羽先を食べなきゃって言うんだ」
とおっしゃるティモさんを、演奏会後、近くの某手羽先居酒屋チェーンへお連れしました。
もぐもぐ・・・・
カンパイ!(フィンランドでは Kippis! だそうです)
※その後の話・・・
お食事の後、演奏に際して”フーリン”が必要な曲(日本の作曲家の作品)があって、
どこかに売っていないか、というんで、近くのショッピングモールへ・・・
確か和風の雑貨屋が入っていたはず、と、車で一緒に向かいました。
しかしこの寒いなか、風鈴は無く、ティモさん無念。
「風鈴は夏だけだなんて作曲家は言ってなかったよ!
日本に行けばいつでも風鈴があるとおもったのに!!」
(スタッフ/にしの)