究極の第九!
さて、早いもので今年も終わりが近づいてまいりました。
年の瀬、といえば
「第九」でございます。
この時期になると日本全国で演奏されていますが、
12月20日(火)18:45~
宗次ホールでも演奏致します!
それも
なんと、交響曲、しかも「合唱付き」を
「ピアノ一台」で演奏します!
(ベートーヴェン作曲の交響曲を、F.リストがピアノ用に編曲したものです。)
演奏は若林顕さんです。
チケットのお値段は一般4000円
全自由席でございます。
若林さんはTRITONから第九のCDもリリースしています。
ちなみに、毎日新聞に掲載された若林さんの記事です。
http://mainichi.jp/kansai/culture/news/20111102ddf012040024000c.html
第4楽章はF.シラーの詩にベートーヴェンが加筆した歌詞が歌われます。
<おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか 歓喜!>の有名な部分はベートーヴェンが作詞したものです。
後期のベートヴェンはヘーゲルの思想に影響を受けたこともあり
<暗闇から光へ>
という理念が強く現れる音楽を作っています。
今年は東日本大震災や豪雨、世界に目を向けてもクライストチャーチの震災、タイの洪水などの天災
ギリシャの破綻を筆頭に世界的な大不況に見舞われ、正に「暗」といった側面の強い一年であったように思います。
こんな時代だからこそ、第九を聴き、明るい新年への希望として頂ければと思います。
(スタッフ/す)