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メタ・フォー、コダーイ、カザル・・・続々と世界のカルテットが来演します!


昨年から始まった「世界のカルテット∽カルテットの世界」のシリーズ
まもなく今週末には、その第7回としてオーロラの国フィンランドからメタ・フォー弦楽四重奏団が来演!

こんな人たちです・・・・

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アッテさん

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ミッナさん

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アンッティさん

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トーマスさん

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全員集合


おそらく日本の感覚ではクラシック音楽とはほど遠い人々に見えるかもしれませんが・・・
ま、でもこういうスタイル、最近のヨーロッパのクラシック音楽シーンでは当たり前になってきている気がします。
クラシックっていうのはセンスが良くて、洗練されていて・・・というイメージなんでしょうね。
日本ではどちらかというとまだ、難しくて、マニアックで、古臭くて・・・・という感じが先行していると思いますが。
(特に弦楽四重奏については。)


この写真どおり、シャープでアグレッシヴでとにかくカッコいい演奏になるんではないかと思います。
今回はショパンの生誕200年ということでショパンのピアノ協奏曲第2番の室内楽バージョンもプログラムに入っていますが、ジャン=マルク・ルイサダ、レフ・ナウモフの両氏に薫陶を受けたピアニスト、清水皇樹氏との共演でどんな化学反応が生まれるかも楽しみですね。清水さんにとってショパンの第2番の協奏曲は大変に思い出深い曲で、第1番よりも大切に思っていると語っていらっしゃいました。


今年も宗次ホールは、弦楽四重奏というクラシック音楽の中でも最高に面白い分野を皆さんに聴いていただこうと力を入れて頑張ります。ソロともオーケストラとも違う、4人の刺すか刺されるかの真剣勝負、あるいは4人の阿吽の呼吸の妙は、本当に素晴らしいのですが・・・残念ながらこれは生演奏でしか、おそらく分からないのです。ですからとにかくだまされたと思って一度来て頂くほか、カルテットの素晴らしさを知っていただく方法がないのが歯がゆいところ。


さてこのシリーズの続編・・・・

5月5日(土)に来演のコダーイ弦楽四重奏団http://www.kodalyquartet.com/listen.htm

6月19日(土)に来演のカザル弦楽四重奏団http://www.casalquartett.ch/page/flash6.html

いずれも彼らの公式サイトで試聴も可能です。是非事前に耳に入れて、期待を高めていただきたいと思います。
特にカザル弦楽四重奏団のサイトは音源も豊富です。試聴どころではなく鑑賞に堪えうるクオリティですので
是非外付けスピーカーをパソコンにつないでいただいてお楽しみいただきたいですね。
メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6番、それにシュールホフも聴けますが、とにかく驚愕の演奏です。



では、3月6日、メタ・フォー弦楽四重奏団の演奏会でお会いしましょう。




(スタッフ:に)


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