4/20 ミハイル・リフィッツ ピアノコンサート
ミハイル・リフィッツ氏の公演が終了しました。
「リフィッツは霊妙さと悪魔の指の両方を併せ持つ」との評の通り、透明で精巧なガラス細工のように創られたモーツァルトから、
ラフマニノフの突き刺すかのような迫力、ショスタコーヴィチの多彩な前奏曲の世界まで、そのディナーミクの幅、一音たりとも雑な音の無い美しさに圧倒されました。
アンコールはショパン:ノクターン 遺作 嬰ハ短調。
多くの方が弾くこの作品も、言葉では言い尽くせない美しさと、哀しさ、そして儚さが。