2/12 セバスティアン・マンツ クラリネットリサイタル
セバスティアン・マンツさんのクラリネットを中心に、「ブラームスの夕べ」と題したコンサートでした。
晩年の作品を集め、確かにしみじみとしたところ、枯れた味わいもたくさん聴けるのですが、マンツさんの明るい音色と耳元でささやくような甘い弱音にかかると、晩年というよりは青春の音楽のような気も。
ピアニスト今峰由香さんのソロで冒頭に演奏された6つの小品(Op.118)は、実はマンツさんたっての希望でプログラムに入れたもの。
(マンツさん自身も実はこの曲をピアノで演奏するのが好きらしい。)
ピアノソロ、クラリネットとピアノ・・・さらにそこにチェロの齋藤千尋さんが加わり、あたかも一つの交響曲のよう。
チェロの齋藤千尋さんは、
来月2日間3公演でベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を集中的に演奏することが決まっている、ロータス・カルテットのメンバー。
こちらもどうぞ、ご期待ください!!