【2017年12月　おすすめ公演（3）】　リリア・アンサンブル

川口リリア（埼玉）で18年間、20回にわたり名演奏を繰り広げたアンサンブルの中心となる名手たちの共演！！
　　

加藤 知子 ヴァイオリン　

川田 知子 ヴァイオリン

店村 眞積 ヴィオラ　

原田 禎夫 チェロ

12月９日（土）18:00開演

4,500円（学生2,700円） [指定]
　
　








　

ヴァイオリン加藤さんを中心に、数多くの名演奏家達が川口の音楽ホール、“リリア”開館以来18年間に渡り名演を繰り広げたシリーズ。

その中心メンバーが宗次ホールで初共演！それぞれのソロと、シューベルト「死と乙女」を聴くことが出来る、贅沢なプログラムです！
　

今回は、このアンサンブルの核となる加藤知子さんの『クラシックニュース』のインタビューをご紹介します。
「若い時は体が元気ですし、突っ走れた。

私も筋肉には自信がありましたし（笑）それは若さの勢いであり、良い事でもありましたが、年を重ねるとそれが変わってくる。

それと同時に、「自分は何が出来るのか」ということを考えるようになりました。子供の頃から先生に繰り返し言われてきた“楽譜をよく見る”ということ、今まで見えなかったことが、奥から滲み出て、見えてくるようになりました。

行間にあるものが感じられるようになってきたのではないか、と。

それを表現したい、という気持ちが強くなってきました。

（今まで何度も演奏した曲でも）こんなにいい曲だったんだ！と思えたり、共感を覚えたり。」
弾くこと自体がとても大変で、楽器と格闘ばかりしていた若い時と違い、今は上手く弾ける・弾けないということを超えた何かを表現したい、とお話されます。

「弾いている本人が楽しんでいるということは、聴衆にも伝わるのかもしれない。」ベテラン４名一期一会の名曲「死と乙女」の豪華共演。

是非ご堪能ください！