【リハーサル風景】 ヘンシェル弦楽四重奏団
洗練された精緻なアンサンブルが当たり前で、ますます技術的な部分では体操やフィギュアスケートと同じく、高難度に照準を合わせてくることが求められている現在の弦楽四重奏団の有様からすると、ヘンシェル弦楽四重奏団のように無骨なまでに力強くざらっとした風合いの音色、そして音が塊になって転がってくるような音楽作りは貴重なものといえるかもしれません。
指揮者チェリビダッケが居候していたというほどの音楽家庭に生まれ育ち、アマデウス四重奏団から教えを受けたドイツのカルテット。
2010年以来の宗次ホール来演。
ただいまリハーサル中。
開演はこの後18時45分です。