10/30 パブロ・マルケス ギターリサイタル
名古屋は28年ぶりというギターの巨匠パブロ・マルケスさんのリサイタル。
急遽、曲の合間にお話をしたいとのことで、毎年夏の名古屋ギターフェスティバルでお世話になっているギタリスト生田直基さんに通訳をお願いしました。
(開演の直前にもかかわらずお引き受け頂き本当にありがとうございました!)
そこでわかった今日のメインプログラム、ポンセの「スペインのフォリアによる変奏とフーガ」についての複雑な経緯・・・。
作曲家ポンセと伝説的ギタリスト セゴビアとの間の往復書簡からわかったこのギターの名曲の誕生秘話が次々に飛び出し、生田さんも通訳しながら驚きを隠せない様子。
演奏もまた濃厚なもの。
ギターがこんなにも歌うんだ、と圧倒されました。
アンコールには母国アルゼンチンの作曲家ヒナステラのギターソナタの華麗なるフィナーレとしっとりとしたミロンガの2曲を。
サイン会にも多くの方が参加されていました。
写真は、これまた宗次ホールでおなじみ、ギタリストのアレクサンドル・ガラガノフさんと会話するマルケスさんです。