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10/31 テンペラ弦楽四重奏団


ニールセンの弦楽四重奏曲は凄い・・・
これをぜひ生演奏でお伝えしたいのです。

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さて、10月31日に来演するのはフィンランドの女性4人組カルテット、テンペラ弦楽四重奏団。

ヨーロッパの音楽プロデューサーや著名音楽ホールが加盟している欧州コンサートホール協会が選ぶ「ライジングスター・シリーズ」にも選ばれ、フィンランドを代表する室内楽団体として活躍している団体です。


今回はフィンランドの建国100年とカルテットの創立20周年の記念で、フィンランド大使館が全面的にバックアップしての来日。

当然シベリウスの弦楽四重奏作品の全集をCD化している彼女たちのことですから、シベリウスも当然沢山弾いていただきます。


が、そればかりでなく「シベリウス以外の北欧音楽をもう1曲」と宗次ホールから特にお願いして決まったのは、フィンランドと同じく北欧はデンマークの、それもシベリウスとおなじ1865年生まれのニールセンの弦楽四重奏曲第2番。

こ・れ・が・とんでも無く熱いんですよ!!! 

ご存知の方はご存知。

ノルウェーのグリーグも暑苦しい弦楽四重奏曲を書いてますけど、それより50℃くらいは温度高め。きっと「え、これがニールセンなの?」と、この作曲家に対するイメージが変わるんじゃないかなと・・・。

若い時(25歳)の時の作品だってことはありますけれどもね。

でもヨアヒムがこれを聴いて褒めたっていうんですから。

(確かにブラームスの異様にテンション高い室内楽作品に似てるかも。)

試しに第4楽章ちょっと聴いていただきたい。

この異常なテンション!バルト海の荒波に沈む太陽に向かってGOだ!

是非生演奏でご体感ください。

めったに聴けない曲ですから。

開演18:45。

演奏されるのは前半で、後半はシベリウスの名曲、「アンダンテ・フェスティーヴォ」と弦楽四重奏曲「親愛なる声」が待ってます。







テンペラQ(表)
テンペラQ(裏)




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