10/22 パーヴェル・ネルセシアン ピアノリサイタル
ロシアの名手、パーヴェル・ネルセシアン氏のピアノリサイタルが終演。
台風接近中の悪天候にも関わらず大勢のお客様に足をお運びいただき、ありがとうございました。
珍しいカール・フィリップ・エマニュエル・バッハの作品に始まり、ロジカルに構築された風情の「熱情」ソナタ。そして軽業師のような指さばきのカプースチン。
最後はプロコフィエフのバレエ「ロメオとジュリエット」。
揺るぎないテンポ感と鮮やかで正確な打鍵。
アンコールには隠れた名曲、ロシアの作曲家リャードフの前奏曲と「ミュージックボックス」の2曲を。
ピアノとホールと大変気に入った様子のネルセシアンさん。
終演後着替えた後も舞台上でワーグナー=リストの「イゾルデの愛の死」やフランクのヴァイオリンソナタのピアノソロ版を次々に弾いていらっしゃいました。