10/21 アルク・トリオ
サントリーホール室内楽アカデミーから誕生したピアノ三重奏団「アルク・トリオ」のコンサートが終演。
後半にはアカデミーの講師でもあった元東京クヮルテットのヴィオラ奏者 磯村和英さんを招いてのブラームス。
その時限りの、ではなく共に時間をかけて音楽作りしてきたことが伺える前半のハイドン、ドヴォルザークの2曲もさることながら、磯村さんが加入したブラームス(ピアノ四重奏曲第3番)では、その音そのものの存在感と揺るぎない「刻み」に乗せられて、さらに一段上がったような感じが。
アンコールは「台風に負けない曲を!」と同じブラームスのピアノ四重奏曲第1番の第4楽章「ジプシー風ロンド」を。これがまた大熱演でした。