9/27 クレア・フアンチ ピアノコンサート
クレア・フアンチさんのコンサートが終演。
フアンチさんはミュンヘンやヴァン・クライバーンなど世界的なコンクールに登場し注目を集め続けているピアニスト。
明快な主張が感じられる演奏、そしてそのための技術の鍛錬。
当たり前のことではありますが、彼女の演奏からは特にそういった基本を大切にした芯の強さを感じます。
「ちょっと硬いかな?」と感じた最初のベートーヴェンでしたが、その後ショパン、スクリャービンと調子を上げ、後半の24の前奏曲は素晴らしい集中力と表現力でした。
アンコールはグリーグの「トロールハウゲンの婚礼の日」とファジル・サイの編曲(変曲?)による「トルコ行進曲」。
サインの筆跡がなんだかお人柄を表しているかのよう。
チャーミングなフアンチさんでした。