7/9 マルティン・カシーク ピアノリサイタル
マルティン・カシーク ピアノリサイタル終演。
ヤナーチェクとムソルグスキーのファンタジーに絞って
両者の共通点と違いとを浮き彫りにするようなプログラム。
前半と後半で同じピアノとは思えないような違いを錯覚した方もいらっしゃったのではないでしょうか。
それほど多彩な音を引き出すカシークさん。
そういえば昨日も敬愛するピアニストとして名前を挙げたホロヴィッツについて
「魔法使い」と評していました。
「展覧会の絵」といえばホロヴィッツの名演がありますから、
どこか意識するところはあったのかもしれません。
アンコールはドヴォルザークの「ユモレスク Op.101-7」と
現代チェコの作曲家クレメント・スラヴィツキーの「トッカータ」。
それにショパンの「ノクターン 第8番 変ニ長調 Op.27-2」でした。
(宗次ホール公式facebook より)