6/26 関西弦楽四重奏団
26日のスイーツタイムコンサートは宗次ホールに3度目の登場、関西弦楽四重奏団。
今回のメインはヴィオラに豊嶋泰嗣さんを迎えてブルックナーの弦楽五重奏曲。
交響曲の人というイメージが強いブルックナーゆえ、
コンサートで演奏される機会は多くありませんが、
まさしくブルックナー的な広がりのある雄大な作品です。
なお、ひとつお詫びがございます。
このブルックナーの五重奏曲、
そしてあわせて演奏されるモーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」の演奏時間が
想定よりも長くなってしまい、
演奏者の意向により急遽、
モーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲K424」を全曲ではなく、
第2楽章のみ抜粋して演奏することとなりました。
さて、関西弦楽四重奏団と豊嶋泰嗣さんによるブルックナーの弦楽五重奏曲。
CDなどの音源で聴くだけではわからなかった響きの立体感は生演奏ならでは。
弦楽五重奏でフルオーケストラの交響曲を聴いたようなスケールでした。
前半のモーツァルトもこの関西弦楽四重奏団の音楽作りの充実ぶりを示すものであったと思います。
これから大阪フェニックスホールでベートーヴェンのツィクルスを
来年、再来年にかけて行われるとのことで、ますますの活躍に期待しましょう。
( 宗次ホール公式facebook より)