6/25 フェリックス・クリーザー ホルンリサイタル
ホルンを足で吹く(正確には足でバルブを操作して音を変える)フェリックス・クリーザーさんのリサイタルが終演。
ベル(ラッパの部分)に手を突っ込まずに演奏することで、
ホルンらしいくぐもった柔らかい音色だけではなく、
開放的で瞬発力もあって軽やかなパッセージもこなせるという、
クリーザーさんのこの奏法ならではの、
ホルンをつかった新たな表現を聴いた気がします。
(これはCDでは分からなかった発見!)
今回初共演、
ドイツ語でのコミュニケーションに全く難の無いピアニスト津田裕也さんは
二人で一つの音楽の世界を創りあげようと、
クリーザーさんの息の流れを感じて見事なアンサンブルを創りだしていました。
素晴らしいデュオ。
サイン会は今回の来日に合わせて翻訳されたエッセイ
「僕はホルンを足で吹く」の販売と合わせて盛り上がりました。
もちろんサインも足で器用に・・・。
(宗次ホール公式facebook より)