6/21 加藤訓子 マリンバリサイタル
打楽器奏者
加藤訓子さんの宗次ホール6年半ぶりの登場でした。
マリンバ1台だけで臨んだバッハ。
そしてサウンドシステムを併用したライヒとペルト。
昔と今とを行ったり来たりしながら、時空の広がりを感じさせた今日の演奏会。
低音はお腹にズンと響き、高音は頭蓋骨をコツンと叩かれたような小気味良さ。
鍵盤をコントラバスの弓で弾くシーンもありました。
そして加藤さんは躍動しながら鍵盤に向かい
マレットが自在に宙を舞っているにもかかわらず、
漂う禅のような静けさ、そして浮遊感。
まさに「カトウクニコの世界」とでも言うべき、
不思議な演奏会となりました。
(コンサート当日の宗次ホール公式facebook より)