6/14 シューマン・クァルテット
14日に行われたシューマン・クァルテットの演奏会。
宗次ホールへの登場は3度目。
ハイクオリティでアットホーム(まさに兄弟でやってるカルテットだからこそ)な音楽は、
さらに磨き上げられて何か次の次元に到達したような気さえ。
整った美しさの中に厳しさよりもアンサンブルの愉しさの潜みを感じるモーツアルト、
その場の空気の濃淡までをも変えてしまうかのような武満徹「ランドスケープ」。
そしてベートーヴェンの作品130では、これまで他の団体の演奏では聞こえてこなかったような響きや音楽が浮き上がり、最後までその音楽運びに釘付けにさせられて・・・。
また次はどんな演奏を聴かせてくれるだろうか?
そういう期待を感じさせてくれるカルテットが,
定期的に名古屋にきてくれることの幸せ。
アンコールはハイドンの「日の出」から第3楽章メヌエットでした。
今後もシューマン・クァルテット要注目です!
(宗次ホール公式facebook より)