6/16 ロバート・ハニーサッカー バリトンリサイタル
ビストロWが明後日の公演へ向けて準備をすすめているところ、
宗次ホールでは満席のスイーツタイムコンサート、
ロバート・ハニーサッカー氏(バリトン)による黒人霊歌の公演が
大盛況の中終演いたしました。
お越し頂きました皆様、ありがとうございました!
( コンサート当日の宗次ホール公式facebook より)
奴隷に苦しむ黒人達が神へ向けて歌った霊歌は、
「水をかき分けて行け!子供達よ!」
(奴隷が脱走した際には犬が臭いで追跡していたことから、
その追跡を免れる為、水の中を逃げよ、という意味の隠語)という歌詞や、
河について歌われる際には日本語でいう「三途の川」の意味合いがあったり、
その意味を知ると圧倒されるものがあります。
これほどに苦しい歌詞なのに、なんというパワーなんだろう、と。
「音楽の力で人の心に触れ、動かすことが、私の祈り。」
... と話していたハニーサッカーさん、
正にそれが目の前で証明された、圧倒的な公演でした。