能管と薩摩琵琶による 源氏物語の世界

心のひだにそっと触れる和の心、和の響き、和の楽器たち

玉野宮夫 たまのみやお（能管）
　能楽藤田流笛方、故 筧三男に師事。観世流名誉師範。「能楽・拍楽座」代表。平成15年中国杭州大家芸術大学にて能のワークショップ、平成16年ネパール王立美術院にて能を上演。平成18年パリ第2区市役所では、からくり「三番叟」を上演して脚光を浴びる。地元犬山では毎年3月に大縣神社梅華能開催。近年、平家物語を題材とした薩摩琵琶とのコラボレーションに取り組み、「壇ノ浦・耳なし芳一」などの古典物に能管を取り入れ、新たな芸風を確立した。

細川華鶴子 ほそかわかづこ（薩摩五弦琵琶）
　平成4年より薩摩琵琶錦心流を学んだ後、平成6年より薩摩五弦琵琶の坂田美子に師事。平成17年日本音楽集団に入団。平成24年退団。平成27年ANET(愛知芸術文化協会)入会。ヨーロッパ、アジア公演のほか、国内各地で劇中演奏、朗読とのコラボ等、古典を中心に現代曲を問わず幅広く活動、「グループ☆ななほ」を結成し、活躍中。

白木敦子 しらきあつこ（笙）
岐阜護国神社鳳松会所属。
岐阜市民芸術祭など出場。

臼井敦子 うすいあつこ（朗読）
　吟舞道 錦紅流代表。詩吟(吟仙会)家元。朗読(もやいこ)主宰。詩吟を吟って45年。(邦楽・洋楽・茶華道・書道等)和漢朗詠。朗読とのコラボレーションで出演多数。
　民話ライブ朗読講座、朗読文化研究所セミナー、ワークショップ等積極的に参加し、実践に映す。
　アメリカのシアトル、中国等にて公演し、文化交流にも力を注ぐ。

松田トシキ まつだとしき
本名 松田利宣(まつだとしのり)。故平尾昌晃に師事。平成8年6月、松田敏典(まつだとしのり)の名義で「港まち」「もとす来い恋音頭」(ポリドールフレンド)で歌手デビュー。その後、松田敏来の名義で歌手活動を続ける。この度、松田トシキに改名し、「あじさいの寺」作詞・作曲/倉橋 寛 新曲発表と改名披露で、宗次ホールに出演。