スイーツタイムコンサート
オペラ歌手加地早苗と和楽器による 熊沢辰巳作品の世界 「愛の諸相」
2021年
5/30
(日)
13:30開演
13:00開場
- 出演者
- 加地早苗(ソプラノ)遠藤拓弥(ピアノ)加藤条山(尺八)菊一典子(二十絃箏)八島興作(十七絃箏)
- 曲目
- 「永訣の朝」(詩・宮沢賢治)/ソプラノとピアノのための
---最愛の妹の死を前にした賢治の慟哭、深い愛
「川舟商人の妻〜ある手紙〜」(原詩・李白/英訳詩・エズラ・パウンド)/ソプラノとオーケストラのための(ピアノ伴奏版)
---幼い夫婦の胸に迫る切ない愛
「道成寺縁起異聞」(詞・熊沢辰巳) /ソプラノと尺八、二十絃筝、十七絃筝のための
---一気に燃え上がる愛欲、悲しみのうちに歌われる女の情念
歌劇「海波の音」よりアリア「私は忘れない」(台本・松岡直太郎)/ソプラノとオーケストラのための(ピアノ伴奏)
---鉄砲伝来にまつわる悲劇のヒロインによる叶わぬ恋と家族への愛
「ピアノのためのソナチネ」/ピアノ独奏
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発売日:2021年3月14日 ちょこっとスムーズ予約可
作曲 熊沢 辰巳 くまざわ たつみ
東海学院大学教授を経て現在、作曲活動に専念。主な活動に、米国各州、香港、中国、フランス、モナコ、ポーランド、ポルトガルにおけるオペラなど自作による作曲作品公演の他、C・マッコイとの共演(テネシー州名誉市民受章)、G・カーとの自作CD録音、ポーランド国立放送交響楽団との自作CD録音、国民文化祭とやま閉会式・同ぎふ開会式、全国植樹祭あいち式典音楽担当など。主な作品にオペラ10作品、ミュージカル20作品をはじめ、管弦楽曲、邦楽など多数。
ソプラノ 加地 早苗 かち さなえ
愛知県出身。名古屋芸術大学音楽学部声楽科首席卒業。97年イタリアへ留学。ピエトロマスカーニ国際声楽コンクール第一位優勝他受賞歴多数。留学中ローム財団音楽在外研究生として「ベルカント唱法とその実践」を研究。主なレパートリーはラウレッタ(ジャンニスキッキ)、リュー(トーランドット)、ミカエラ(カルメン)、タチアナ(エフゲニーオネーギン)など。各国で小澤征爾氏始め著名指揮者やオーケストラと共演。イタリアにてソロリサイタル開催。パヴァロッティアカデミーオーディションにてパヴァロッティの賞賛をロイター通信にて報道される。日本メディアにおいては、NHKBS「大人のヨーロッパ街歩き」、「2度目のミラノ」を始め幅広く活躍。2017年にウルバーニアオペラ研究所を設立し帰国。現在ソプラノ歌手、声楽教師、ウルバーニアオペラ研究所主宰。名古屋音楽学校声楽講師。阪急たびコト塾オペラ講座講師。
ピアノ 遠藤 拓弥 えんどう たくや
名古屋市立菊里高校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業、桐朋学園大学院大学修士課程修了。その後ハンガリー国立リスト音楽院に留学し研鑽を積む。東京ピアノコンクール第3位、岐阜国際音楽祭コンクール第2位ならびに文化人特別賞、イスキア国際ピアノコンクール第3位、ロッケッタ国際ピアノコンクール第2位、など国内外のコンクールで入賞し、マスタークラスにも数多く参加している。これまでにピアノを有賀三江子、定行和子、阿部美果子、野島稔、奈良場恒美、若林顕、ファルヴァイ・シャーンドル、グヤーシュ・イシュトヴァーンの各氏に師事。
尺八 加藤 条山 かとう じょうざん
10歳より尺八を始め、12歳で都山流尺八を森故山師に、その後山本邦山師に師事。`78都山流尺八師範検定試験に首席登第。‘73愛知・岐阜・三重支部連合尺八コンクールに1位入賞後、愛知県支部コンクール・都山流尺八本曲コンクール全国大会に連続優勝(文部大臣奨励賞受賞)。また4回にわたる加藤条山尺八リサイタルを開催、`05名古屋市芸術奨励賞を受賞。市民芸術劇場・青少年のための芸術劇場・市民芸術祭参加をはじめ、NHK-FM邦楽のひととき・邦楽百番・きょうの邦楽、NHK-TV邦楽百選・昼のプレゼント等出演。現在、都山流尺八楽会講士・検定員。
二十絃箏 菊一 典子 きくかず のりこ
幼少より箏曲を母、菊一日出子に師事。のち現代邦楽・二十絃箏を野坂操壽(恵子)、小宮瑞代(野坂恵璃)の各氏に師事。また地歌を菊原光治師に師事。 NHK邦楽技能者育成会24期卒業。「野坂恵子と二十絃箏五人衆」、「上月晃1989」の CDレコーディングおよび各地公演に参加。二十絃箏ジョイントリサイタル開催をはじめ、海外公演、NHK-FM放送、各種演奏会に出演。 現在、箏曲菊温会主宰、公益社団法人当道音楽会愛知北支部長、名古屋三曲連盟理事。
十七絃箏 八島 興作 やしま こうさく
金沢大学邦楽部サークルにて箏に出会い正派大師範釣谷雅楽房師に師事。正派準師範試験首席合格、総裁賞受賞。その後1975年より沢井忠夫・一恵両師に師事、沢井箏曲院創立後は5周年まで事務局長を務める。NHK邦楽技能者育成会23期卒業。全日本三曲コンクール奨励賞、大日本家庭音楽会作曲コンクール入賞、パンムジーク伝統楽器による現代音楽コンクールにて第1位、石井五郎賞受賞。現在、生田流沢井箏曲院教授、愛知芸術文化協会会員、名古屋三曲連盟理事、流派を問わない音楽道場「音韻庵(ひびきあん)」主宰、箏曲「連の会」会主。