ランチタイム名曲コンサート vol.2105
作曲家からの クリスマスプレゼント
2020年
12/3
(木)
11:30開演
11:00開場
- 出演者
- 河野陽子(ソプラノ)南日美奈子(ピアノ)
- 曲目
- チャイコフスキー:「四季」より 12月/「くるみ割り人形」より
プッチーニ:わたしの名はミミ 他
(申込専用メールフォームが開きます)
▶▶▶ご予約はこちらから◀◀◀
《ご注意》 携帯キャリアのメールアドレスをご使用のお客様より、当館からのメールが届かないというお問い合わせが増えております。迷惑メール設定にて、「info@munetsuguhall.com」をセーフリストに加えていただく等の対応をお願いいたします。
発売日:2020年10月11日 ちょこっとスムーズ予約可
名古屋の皆様こんにちは。南日美奈子です。
名古屋に生まれ、菊里高校卒業まで名古屋育ちですが、現在、東京、横浜を中心に活動していて、ソプラノの河野陽子さんとも、しばしば共演させていただいています。
両親が名古屋にいなくなってからは、なかなか名古屋での演奏会が開けませんでしたが、
このランチタイムコンサートによって、しかもこのコロナ禍の中、演奏させていただけることに、深く感謝しております。
これまで、リサイタルでリストの晩年の内面的作品をたくさん取り上げてきましたが、
華やかな技巧をちりばめた作品や、ピアニストとしてもてはやされた若い時とは打って変わって、
晩年のリストは宗教に深く傾倒したり、時代を先取りするような無調に近い曲を作ったことは、余り知られていません。
ちょっと近づきがたい晩年の作品の中で、「クリスマスツリー」という曲集は、
孫娘のために作られ、今回取り上げる「誠実な人よ来たれ」は、
孫娘とのための連弾用の編曲もあり、人間味溢れるリストの姿が浮かんできます。
他に多くのクリスマスキャロルや最後は過去を懐かしむような心に響く曲が収められていて、
名古屋でもぜひとの思いでクリスマスに近いこの時期を選びました。
結局今回は1曲だけになりましたが、いずれ他の曲もご紹介できることを願っております。
また「くるみ割り人形」では、予定していた連弾が叶わなくなって落胆しておりましたが、
河野さんの柔らかく美しいナレーションに助けられながら、ソロの演奏で夢の世界へのガイド役を務めたいと思っています。
コロナの感染拡大に歯止めがかからず、おでかけもままならない昨今とは存じますが、河野さんのソプラノの名曲と共に、
音楽の力で心に潤いを満たす時間としていただけますように、二人でしっかり気を引き締めて準備に励んでおります。
12月3日感染対策の徹底された宗次ホールで、お待ちしております。
南日美奈子