前田祐里 ピアノ・リサイタル vol.5 “himmlisch 天国的な”

シューベルトが死の2ヶ月前に生み出した最後の3つのソナタ
美しさの中に響く"死期"を悟った絶望前回から続き今回はD959をお届けします。

前田祐里 Yuri Maeda, Piano
​３歳でヤマハ音楽教室で学ぶようになり６歳より作曲を学び始め1992年にはジュニアオリジナルコンサート合歓の里出演、翌年には国境なき医師団、ヤマハ主催、フランスパリの“サル・プレイエル“にて開催されたジュニアオリジナルコンサートに出演、テレビ放映。
1996年全日本学生音楽コンクール大阪大会小学生の部３位、1998年ウィーン音楽コンクール・イン・ジャパンにて中学生の部１位ならびにウィーン市長賞を受賞。翌年ウィーンにて室内楽コンサート、優勝者コンサートに出演。 2002年ドイツにて行われた、“青少年のためのエトリンゲン国際ピアノコンクール”でファイナリストとなりドイツ留学を決める。
菊里高校音楽科（大口光子氏に師事）卒業後、ヤマハ音楽支援制度の奨学金を受けマンハイム音楽大学ロベルト・ベンツ教授のクラスに入学、2009年満場一致の最優秀の成績で卒業する。
2007年青少年バルレッタ市国際ピアノコンクール（イタリア）にて１位ならびに古典ソナタ賞、2008年マッカーニョ市国際ピアノコンクール（イタリア）にて１位なしの２位、同年ステファーノ・マリッツァ国際ピアノコンクール（イタリア）にて２位受賞。 2009年ロヴェレドーロ国際コンクール青少年室内楽部門で１位受賞。
これまでにラインラント＝プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団を始め、フィリップベンダー指揮フランス、カンヌ管弦楽団、バーデンバーデンフィルハーモニックオーケストラ他と共演する。
2008年イタリア、ミラノ Teatro Dal Verme にてソロリサイタルデビュー後、イタリア（ミラノ、マッカーニョ、トリエステ他）、スロヴェニア、クロアチア、オーストリア、ドイツ（マンハイム、ハイデルベルク、ヘッペンハイム、ゲロルシュタイン、マルシュ、ヘムスバッハ、バーデンバーデン、ルードヴィクスハーフェン、カールスルーエ、ヒレスハイム、ヴィルヘルムスハーフェン、ヴァインハイム他）、フランス（パリ、ニース、サントロペ、ボンソン）、日本などでリサイタルを行う。
2013年マンハイム音楽大学ソリステン科を修了、国家演奏家資格を取得。
2014年NHK-FMリサイタルノヴァ出演。
ライオンズクラブ・マンハイム、スイスDOMS奨学金を授与。
名古屋音楽大学、名古屋芸術大学、愛知県立明和高等学校ならびに附属中学校非常勤講師。