ロータス・カルテット
2026年
3/8
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- クリスティーネ・ブッシュ、小林幸子(ヴァイオリン)山碕智子(ヴィオラ)齋藤千尋(チェロ)
- 曲目
- ブラームス:弦楽四重奏曲(全曲)
第1番 ハ短調 Op. 51-1
第2番 イ短調 Op. 51-2
第3番 変ロ長調 Op. 67
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開演時間に間に合うようにお越しください。
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※発売日当日は 宗次ホールチケットセンター店頭での販売は行いません。
指定席券をお求めの方は、お電話にてご連絡ください。
※宗次ホール、チケットぴあの他、芸文プレイガイドでも取り扱いをいたします。
(2026年1月開催公演より)
〈芸文プレイガイド〉
愛知県名古屋市東区東桜一丁目13-2 愛知芸術文化センター地下2階
電話:052-972-0430
営業時間:平日10時~19時 土・日・祝10時~18時
月曜定休(月が祝日の場合は翌日)
発売日時:2025年11月9日 10:00(一般自由席はWEB予約も可能)
ロータス・カルテット
1992年に東京で結成。特にラサール弦楽四重奏団の初代ヴァイオリニストであるヴァルター・レヴィンの下での集中的な研鑽は大きな成果を残した。現在に至るまで長年にわたりドイツ・シュトゥットガルトを拠点として活動しているロータス・カルテットは、ほぼ同じメンバー構成のままで30年以上にわたって第一線で活躍。日本とドイツ、二つの文化的背景が融合した独自の音楽的精神はこのアンサンブルの大きな特徴であり、その融合は今も新たな発展を続けている。
2025/26年のシーズンより、ヴァイオリニストのクリスティーネ・ブッシュ が新たに加わった。シュトゥットガルト音楽大学の教授として教鞭をとるブッシュは、歴史的奏法の分野で特に高い評価を受けており、J.S.バッハ《無伴奏ソナタとパルティータ》など注目を集める録音を数多く発表しているほか、P.ヘレヴェッへ率いるコレギウム・ヴォカーレ、カメラータ・ベルン、フライブルク・バロック・オーケストラなどの国際的なアンサンブルのコンサートマスターとしての活動に加え、室内楽にも深く取り組んでいる。
ロータス・カルテットの新体制では小林幸子とクリスティーネ・ブッシュ が二つのヴァイオリン・パートを交代で務めることとなる。新しいメンバーによる最初の大きなプロジェクトとして、2026年3月の日本ツアーが予定されており、ブラームスの3つの四重奏曲を中心に、モーツァルト、シューベルト、ウェーベルンの作品が演奏する。レパートリーの中心は、ウィーン古典派やドイツ・ロマン派の四重奏曲、そしてフランス印象派の作品。 また、ヨーロッパでは武満徹や細川俊夫などの日本の作品演奏も重要な位置を占めており、さらにヘルムート・ラッヘンマンや第二ウィーン楽派の作品にも深い関心を寄せている。
モーツァルトや現代日本の作曲家の作品を収めた録音(テルデック・1997年・2000年)、ボヘミアの作曲家ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの四重奏曲集(cpo・2014年)はいずれも国際的に高い評価を受け、アジアの音楽家がヨーロッパの作品世界を深く理解できないという旧来の偏見を見事に打ち破った。また、日本ではLIVE NOTES レーベルより、文化庁芸術祭優秀賞を受賞したシューマン全集、レコード芸術特選盤に選ばれたブラームスop.51、ペーター・ブック(チェロ)とのシューベルトの弦楽五重奏曲&ウェーベルン作品集、R.シュトラウス・ヴェルディの弦楽四重奏曲などを多数リリース。その多くはドイツでの収録によるものであり、これらはヨーロッパでの充実した活動ぶりを日本の音楽界に広く伝えることに貢献した。
1993年大阪国際室内楽コンクールで第3位を受賞。その後、アマデウス弦楽四重奏団とメロス弦楽四重奏団のマスタークラスを受講し、奨学金を得てシュトゥットガルト音楽大学にてメロス・カルテットに学ぶ。続いて、ヴィオッティ国際コンクール(イタリア)での第2位、ロンドン弦楽四重奏コンクールでのメニューイン賞、パオロ・ボルチアーニ賞での第3位、そしてドイツ経済連盟文化協会賞での第1位など、数々の受賞を重ねた。
短期間のうちに、ロータス・カルテットはドイツ国内の主要な室内楽シリーズ(ミュンヘン、エアフルト、ブルクザール、ブラウンシュヴァイクなど)や、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭といった大規模な夏の音楽祭に招かれることとなった。その後、バレンシア、チューリッヒ、東京、大阪などでの演奏を皮切りに、ベルリン・コンツェルトハウス、ハンブルク・ライスハレ、デュッセルドルフ・トーンハレ、シュトゥットガルト・リーダーハレなど、ヨーロッパ各地の主要ホールでも高い評価を得ている。
1998年以来、毎年ダルムシュタットでの定期公演を行い、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲をはじめ、シューベルト・サイクル(2004年)、モーツァルトの10曲の成熟期の四重奏曲と5つの弦楽五重奏曲(2008年)などのシリーズを展開。
2012年にはセバスティアン・マンツ(クラリネット)を帯同して結成20周年記念日本ツアーを挙行。大阪・いずみホールでのオール・ブラームス・プログラムによる公演はNHK-TV&FMによって収録・放送された。
2017年と2018年には日本で再びベートーヴェン・サイクルを行い、2023年2月の結成30周年記念ツアーでは、メンデルスゾーンの全6曲の四重奏曲を2夜にわたり演奏。
ロータス・カルテットは日本発祥の国際的な弦楽四重奏団として、すでに30年以上のキャリアを誇り、今やドイツにおける弦楽四重奏の伝統的精神を受け継ぐ稀有な存在である。