ベートーヴェン没後200年記念特別企画
ベートーヴェンふたたび ~ピアノ・ソナタ全曲演奏会 第1回~
2026年
4/11
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
- 曲目
- ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 〈熱情〉

ベートーヴェン没後200年(2027年)へ向けての特別企画
二年がかりでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲と〈ディアベッリ変奏曲〉を演奏する壮大なシリーズ(全6回)
●第1回 2026年4月11日(土)
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 〈熱情〉
●第2回 2026年8月8日(土)
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 〈悲愴〉
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53 〈ワルトシュタイン〉
●第3回 2026年12月5日(土)
ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22
ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26 〈葬送〉
ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 〈月光〉
●第4回 2027年4月10日(土)
ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2 〈テンペスト〉
ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78
ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a 〈告別〉
●第5回 2027年8月7日(土)
ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 Op.28 〈田園〉
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106 〈ハンマークラヴィーア〉
●第6回 2027年12月4日(土)
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番 ハ長調 Op.111
ディアベッリの主題による変奏曲 Op.120
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
ロシア出身。モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝後、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。
1997年からは日本を本拠地として活動を開始。2003年、サンクトペテルブルク放送交響楽団と日本国内4都市で共演。2005~06年にはザ・シンフォニーホール(大阪)で4回にわたるリサイタル・シリーズに出演した。2006年からは毎年京都でリサイタルを開催しているほか、2017/18年のシーズンには東京文化会館・小ホールで日本デビュー20周年シリーズ演奏会(全3回)。2019年から20年にかけて名古屋・宗次ホールでベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲シリーズに出演するなど、精力的な演奏活動を展開している。日本デビュー25周年を迎えた2022年には、京都コンサートホールでラフマニノフの所有していたスタインウェイを使用したリサイタルに出演、その模様がNHKにより放送されて話題を呼んだ。
バロック、古典派から近・現代にいたる作品まで幅広いレパートリーを手がけるが、近年再評価の進むロシアの作曲家ニコライ・メトネルの作品紹介にも力を入れており、2001年にはメトネル没後50年を記念したシリーズ「忘れられた調べ」(東京、ムジカーサ)でその主要作品を4夜にわたって取り上げ注目を集めた。
これまでにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、ロシア・シンフォニーオーケストラ、高雄市交響楽団(台湾)、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、オーケストラAfiA、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、京都市交響楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、テレマン室内管弦楽団、九州交響楽団、広島交響楽団、山形交響楽団などと共演。
CD録音にも精力的で、ビジン・クラシカルや若林工房より多数のアルバムをリリース。「ショパン:ノクターン全集」は2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝く。
2006年度青山音楽賞受賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏・独唱部門)受賞。
著書に「ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ」、「ショパンの名曲」(いずれも講談社現代新書)。
オフィシャルサイト: http://www.mejoueva.net/