ウィリアム・ショート ファゴット・リサイタル
2026年
3/7
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- ウィリアム・ショート(ファゴット)桑原志織(ピアノ)
- 曲目
- テレマン:忠実な音楽の師 - リコーダー・ソナタ ヘ短調 TWV 41:f1
アラン・ベルノー:アリュシナシオン (幻覚)
ウィリアム・グラント・スティル:3つの歌
バーナード・ガーフィールド:詩曲
*****
フィリップ・フリードリヒ・ベッデッカー:「ラ・モニカ」によるソナタ
ジェフ・スコット:エレジー・フォー・イノセンス
モーツァルト:歌劇「魔笛」より 第2幕“愛の喜びは露と消え”
アマンダ・ハーバーグ:ファゴット・ソナタ
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※宗次ホール、チケットぴあの他、芸文プレイガイドでも取り扱いをいたします。
(2026年1月開催公演より)
〈芸文プレイガイド〉
愛知県名古屋市東区東桜一丁目13-2 愛知芸術文化センター地下2階
電話:052-972-0430
営業時間:平日10時~19時 土・日・祝10時~18時
月曜定休(月が祝日の場合は翌日)
発売日時:2025年11月9日 10:00(一般自由席はWEB予約も可能)
メトロポリタン歌劇場首席ファゴット奏者の息づく歌声
今回は、ファゴットの偉大なスタンダード・レパートリーと、私にとって特別な意味を持つアメリカ作品を組み合わせました。テレマン《ヘ短調ソナタ》やベッデッカー《「ラ・モニカ」によるソナタ》など、私が愛するバロック音楽の自由さと魅力をお届けします。ベルノー《アリュシナシオン(幻覚)》は、20世紀パリの幻想的で技巧的な傑作です。アメリカの3作品スコット《エレジー・フォー・イノセンス》、ハーバーグ《ファゴット・ソナタ》、ガーフィールド《詩曲》は、長年親交のある作曲家たちによるもので、いずれも美しくアメリカらしい特色を持っています。特にガーフィールドは私の師であり、フィラデルフィア管弦楽団の伝説的首席奏者として最近100歳で逝去されました。スティル《3つの歌》は、声楽曲の編曲で情感豊かな表現をお楽しみいただけます。メトロポリタン歌劇場で世界最高峰の歌手たちと共演した経験を活かし、モーツァルト《魔笛》のアリアで、人間の声に近いファゴットの声楽的特性を感じていただければ幸いです。
ウィリアム・ショート
ウィリアム・ショート William Short(ファゴット)
2012年よりメトロポリタン歌劇場管弦楽団首席を務める世界的ファゴット奏者。カーティス音楽院でダニエル・マツカワ、バーナード・ガーフィールドに、ライス大学シェパード音楽学校でベンジャミン・カミンズにそれぞれ師事した。
アメリカ各地のオーケストラで活躍するとともにソリスト、指導者として活動している。これまでデラウェア交響楽団首席奏者をはじめヒューストン交響楽団、デトロイト交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団に出演し、ソリストとしてバーモント交響楽団、デラウェア交響楽団、ニューヨーク・クラシカル・プレイヤーズ、ストリングス・フェスティバル管弦楽団と共演。室内楽奏者として、ゴッサム・ウィンド・クインテットを創設。このほかカメラータ・パシフィカ、ドルチェ・スオーノ、MET管弦楽団室内アンサンブル・シリーズでも数多く演奏している。ヴェルビエなど数多くの音楽祭に出演多数。
ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽学校、テンプル大学で教鞭を執るほか、天津ジュリアード音楽院客員教授、インディアナ大学およびコロラド大学客員講師を歴任。インターロッヘン芸術キャンプのバラード・フェローや、世界各地でのマスタークラスを通じて、熱心に後進の指導にあたっている。編曲者、校訂者、作曲者としても活動し、作品はセオドア・プレッサー・カンパニーとトレヴコ・ミュージックから出版されている。
2021年まで国際ダブルリード協会理事を務めた。フォックス・アーティストとして、開発に携わったモデル750を愛用している。
桑原志織 Shiori Kuwahara(ピアノ)
2025年10月、第19回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて第4位入賞。
2025年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)ファイナリスト入賞。2021年アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(イスラエル)日本人史上最高位第2位。2019年ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)日本人史上最高位第2位、併せてブゾーニ作品最優秀演奏賞受賞。マリア・カナルス(2016/スペイン)、ヴィオッティ(2017/イタリア)共に2位等、圧倒的なパフォーマンスで世界を魅了している。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、宗次德二特待奨学生第1期生として東京藝術大学に入学。在学1年次に日本音楽コンクール第2位及び岩谷賞(聴衆賞)。伊藤恵氏に師事。2018年東京藝術大学首席卒業。卒業時に安宅賞、大賀典雄賞、三菱地所賞、平山郁夫文化芸術賞などを受賞。同年4月よりベルリン芸術大学大学院に留学し、Klaus Hellwigに師事。国家演奏家資格課程修了。スタインウェイ・ベルリン賞など受賞している。ドゥシニキ国際ショパン音楽祭(ポーランド)など国内外の演奏会に多数出演し、オーケストラとの共演も数多い。
2025年デビューCD「桑原志織ピアノ・リサイタル~ブラームス・シューベルト・リスト」をリリース。音楽現代、レコード芸術ONLINEなど各誌で推薦盤に選出された。現在、コモ湖国際ピアノアカデミーに在籍。東京都出身。
桑原志織HP https://shiori-kuwahara-piano.jimdofree.com/