新倉瞳 チェロ ・リサイタル ~欧亜を駆ける~
2025年
11/1
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 新倉瞳(チェロ)碓井俊樹(ピアノ)
- 曲目
- ガジザ・ジュバノーヴァ:ロマンス
サイド・ベクムラトフ:ティズキン・クー
ヌルィ・ハルマメドフ:詩曲
ゲオルギ・ムシェリ:チェロ・ソナタ
ガラ・ガラーエフ/イスケンデロフ 編曲:アラビアン・ラプソディより“アラビアのメロディ”
ファランギス・ヌルラ=ホーヤ:不在の娘
ズィヤドゥッロ・シャヒディ:キシュロクィ・シュモ
アレクサンダー・アルチュニアン:即興曲
アルノ・ババジャニアン:アリアとダンス(2つの小品)
スルハン・ツィンツァーゼ:5つの小品
ヴァージャ・アザラシヴィリ:チェロ・ソナタ 第1番
※当初の予定より、演奏曲が一部変更となりました。
大変申し訳ございませんが何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

新倉瞳(チェロ)Hitomi Niikura, Cello
幼少期をアメリカとドイツで過ごし、8歳よりドイツでチェロを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。卒業時には皇居桃華楽堂新人演奏会に出演、御前演奏を行う。その後、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでにJan Vymyslicky、毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zaller(バロック・チェロ)の各氏に師事。室内楽を徳永二男、原田幸一郎の各氏に師事。
2003年いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞を受賞し、アメリカ/アスペン音楽祭に奨学生として参加。2007年第28回霧島国際音楽祭にて霧島国際音楽祭賞を受賞。2009年ルーマニア国際音楽コンクール室内楽部門にて第1位を受賞。2015年スイスのベルンで開催されたOrpheus Kammermusikwettbewerbにて入賞。同年、ポルトガルのリスボンで開催されたInternacional Verão Clássico 2015チェロ部門にて第1位を受賞。2016年5月スイス/ルツェルンの高級時計ブランド《カール F. ブヘラ》より Pathos Woman Awardを受賞。2017年第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。 第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞チェロ部門受賞。
2006年8月桐朋学園大学在学中には、EMI Music Japan(現ユニバーサル・ミュージック)より「鳥の歌」をリリースし、紀尾井ホールにてデビュー。これまでにEMI Music Japanから3枚のアルバム、Live Notesよりピアニスト佐藤卓史とのライヴCD「ブラームス&ラフマニノフ:チェロ・ソナタ」、F.S.L.レーベルよりアコーディオニスト佐藤芳明とのDuo「魂柱と鞴」、ヴァイオリニスト原田陽が加わったTrio Baroccoでのバロック・ヴァイオリン、バロック・チェロ、アコーディオンでの「ゴルトベルク変奏曲」、アールアンフィニ・レーベルより、『11月の夜想曲~委嘱作品集』(世界初演/世界初録音)やピアニスト高橋多佳子、ヴァイオリニスト礒絵里子との「椿三重奏団」を含む5枚のアルバムが発売されている。
また、チューリッヒを拠点とする人気クレズマーバンドCheibe Balaganのメンバーとして2014年から参加し、ダボス音楽祭、サン・モリッツ音楽祭、モントルー音楽祭をはじめ様々な音楽祭に招かれ、クレズマー音楽のワークショップも積極的に行い、音楽の幅を広げている。
現在はカメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点に活躍する中、ソリスト・室内楽奏者として全国各地でリサイタル、オーケストラとの共演を重ね、司会、番組ナレーション、音楽劇、演奏家のためのドレス《M Maglie le cassetto》のプロデュース等、活動の幅を広げ音楽の素晴らしさを広く深く伝えようとする姿勢は多くの共感を集めている。
使用楽器は、宗次コレクションよりMatteo Goffriller(1710年製)を貸与されている。
2023年11月、オフィシャル・メンバーズ・サービス「新倉瞳Official Members "瞳の小部屋"」をオープン。
https://hitominiikura.fanpla.jp/
碓井俊樹(ピアノ)Toshiki Usui, Piano
東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学を経てザルツブルク・モーツァルテウム大学で研鑽を積む。ヴィオッティ国際音楽コンクール入賞、オランダミュージックセッションにてドネムス演奏賞、ウィーン現代前衛芸術団体TAMAMUより現代芸術特別賞、カントゥ国際音楽コンクール優勝など多くの受賞歴を誇る。平成29年度外務大臣表彰、第3回種田山頭火賞、ジョージアのシグナギ市より名誉市民称号も授与され同国の作曲家、バーシャ・アザラシヴィリ氏より世界での著作権管理を全権委任される。尚美学園大学客員准教授、上野学園大学客員教授を歴任し、横浜シンフォニエッタ代表理事 日本香港音楽協会理事長(香港)を務める。後進の育成においても多くの国際コンクール入賞者を輩出。