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辻本玲 チェロ・リサイタル

202511/30 (日)
14:00開演 13:30開場

出演者
辻本玲(チェロ)沼沢淑音(ピアノ)
曲目
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
ブリテン:無伴奏チェロ組曲 第3番 Op.87
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19

↓必ずご確認ください。
▶︎▶︎▶︎キャンセル規定について◀◀◀


発売日時:2025年7月27日 10:00


 NHK交響楽団首席チェロ奏者として八面六臂の活躍を見せる辻本玲。
今年のリサイタルで取り上げるのは、プロコフィエフ、ブリテン、ラフマニノフです。いずれも20世紀の音楽史を語るうえで欠かせない作曲家であり、それぞれがチェロの歴史に重要な足跡を残した傑作を披露します。

 プロコフィエフのチェロ・ソナタは、明快な古典形式と抒情性が融合した晩年の傑作。ブリテンの無伴奏チェロ組曲第3番は、沈黙の中に祈りが宿るような深遠さを湛えた作品です。この2曲はいずれも、20世紀最高のチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのために書かれました。そしてラストを飾るのは、ラフマニノフのチェロ・ソナタ。ロマン主義の香りを今に伝えるこの名曲は、ロストロポーヴィチが生涯にわたり愛奏した作品としても知られます。

 ロストロポーヴィチと深くかかわり、20世紀を代表する3つのチェロ作品を、21世紀を担う名手・辻本玲がどのように受け継ぎ、鳴らすのか―― その響きに、どうぞご期待ください。

豊潤なプロコフィエフ、深遠なブリテン、熱狂のラフマニノフ!
《新世代の名チェリスト》が挑む、至高の20世紀プログラム。

NHK 交響楽団首席チェロ奏者
辻本玲(チェロ)

 7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。その後ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2006年、2007年、ヴァイオリニスト五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。2009年、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。2011年にサントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年、第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。ソロ活動と並行して、サイトウ・キネン・オーケストラや東京・春・音楽祭へ参加するほか、チェロ四重奏「クァルテット・エクスプローチェ」、「ひばり弦楽四重奏団」、水戸芸術館・専属楽団「カルテット AT 水戸」などの室内楽にも多数参加。2016年に別府アルゲリッチ音楽祭にてワディム・レーピンと共演するなど実力派チェリストとして高い評価を得ている。2019年にソロCD『オブリヴィオン』をリリースし「レコード芸術」誌にて特選盤に選出。
 これまでに、NHK交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、ロシア国立交響楽団、ベルリン交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。
 使用楽器は宗次コレクションより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は住野泰士コレクションよりTourteを、特別に貸与されている。
 現在、NHK交響楽団首席チェロ奏者を務める。

公式HP:https://www.rei-tsujimoto.com

沼沢淑音(ピアノ)
 桐朋女子高等学校音楽科ピアノ科を首席で卒業、あわせて桐朋学園音楽部門より特別奨学金を授与される。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマを経て公益財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生としてエリソ・ヴィルサラーゼ氏のもと2015年にモスクワ音楽院を卒業。
 これまでに杉安礼子、故ウラジーミル・竹の内、佐藤辰夫、辻井雅子、広瀬康、野島稔、ミハイル・カンディンスキー、エリソ・ヴィルサラーゼの各氏に師事。
「素晴らしい輝かしいピアニストで私は彼の特別な繊細な感受性と音楽への献身に心動かされました。」(M.アルゲリッチ氏)「音楽に普遍的なアプローチをする事ができる個性的で創造的なアーティスト」(P.ネルセシアン氏)と称賛される。
 シュニトケ国際コンクール優勝、ポリーニも過去に優勝した歴史あるポッツォーリ国際ピアノコンクールで優勝。また浜松国際ピアノコンクールにおいて「ネルセシアン賞」「(公財)アルゲリッチ芸術振興財団賞 」を受賞し、アルゲリッチ氏より別府アルゲリッチ音楽祭に招待され演奏する。
 室内楽にも積極的に取り組み、2010年﨑谷直人(ヴァイオリン)、新倉瞳(チェロ)とトリオのCDをリリース、2019年伴冨弦太郎(ヴァイオリン)とデュオのCDをリリース、また同年西村尚也(ヴァイオリン)、ルドヴィート・カンタ(チェロ)との宗次ホールでのライブ演奏のトリオのCDリリースされている。
 外山雄三、沼尻竜典、山田和樹、アナトリー・レービン、ミヒャエル・ザンデルリング指揮、アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ケルン放送管弦楽団等と共演。
 また室内楽にも積極的に取り組んでいる。
 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭等日本国内各地はじめ、スペインやイタリア、ドイツ等の音楽祭に出演。


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