辻彩奈 ヴァイオリン・リサイタル
2025年
10/4
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 辻彩奈(ヴァイオリン)江口玲(ピアノ)
- 曲目
- J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017
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ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D934
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辻彩奈(ヴァイオリン)Ayana Tsuji, Violin
1997年岐阜県生まれ。東京音楽大学卒業。2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せて5つの特別賞を受賞。11歳にて名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演。これまでに、モントリオール交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団などと共演している。また室内楽においては、阪田知樹、藤田真央、マルタ・アルゲリッチの各氏らとの共演を行っている。2017年「岐阜県芸術文化奨励」、2018年「第28回出光音楽賞」、2023年「第24回ホテルオークラ音楽賞」を受賞。
ヴァイオリンを小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎、レジス・パスキエの各氏に師事。2019年4月、ジョナサン・ノット指揮/スイス・ロマンド管弦楽団とジュネーヴおよび日本にてツアーを実施し、その艶やかな音色と表現によって各方面から高い評価を得た。2020年、自らが権代敦彦に委嘱した「Post Festum」を世界初演。コロナ禍にあって国内公演の代役で幅広く活躍したことは、レパートリーを広く拡充すると共に、経験を深く積むことにつながった。2024年2月、愛知室内オーケストラにて「権代敦彦:時と永遠を結ぶ絃 ~ヴァイオリンとオーケストラのための(第72回尾高賞受賞)」を世界初演している。
使用楽器は、宗次コレクションより貸与のJoannesBaptista Guadagnini 1748。
江口玲(ピアノ)Akira Eguchi, Piano
東京藝大附属音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業、その後ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。1992年に大成功を収めたアリスタリーホールでのニューヨークリサイタルデビュー以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでの主要演奏会場にて演奏を続けてきた。
ニューヨークタイムズ紙からは「非凡なる芸術性、円熟、知性」「流暢かつ清廉なるピアニスト」と賞賛されている。
作曲・編曲者としても実力を備えた大胆な解釈と表現技法でリサイタルや協奏曲など国内外を問わず活躍を続けるほか、ギル・シャハム、竹澤恭子、渡辺玲子、アン・アキコ・マイヤース等数多くのヴァイオリニストたちから絶大な信頼を得ている。レコーディングはドイツグラモフォン、フィリップスやNYS クラシックスより多数のアルバムをリリース。最新作は2019年リリースのアルバムに続きラフマニノフの神髄を描きだした「ラフマニノフII」(NYSクラシックス/ 2022年発売)。
2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。
現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っているほか、洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学ピアノ科教授を務める。