第4回 ザハール・ブロン ヴァイオリン・マスタークラス in 宗次ホール オープニングコンサート
ザハール・ブロン with 中野りな & 神鷹七海
2025年
8/23
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- ザハール・ブロン、中野りな、神鷹七海(ヴァイオリン)イリーナ・ ヴィノグラードワ(ピアノ)
- 曲目
- チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 より 瞑想曲 Op.42-1(神鷹)
パガニーニ:魔女たちの踊り Op.8(神鷹)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24 「春」(中野)
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017(ブロン)
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ 第2番 イ長調 Op.21(ブロン)
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サラサーテ:ナバーラ Op.33(ブロン/神鷹)
J.S.バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043(ブロン/中野)
ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調 RV551(ブロン/神鷹/中野)
主催:宗次ホール
協賛:NPO法人イエローエンジェル
企画制作:公益財団法人ジェスク音楽文化振興会
↓必ずご確認ください。
▶︎▶︎▶︎キャンセル規定について◀◀◀
発売日時:2025年4月13日 10:00

今年もまた、ここ宗次ホールでマスタークラスを開催できることを心より嬉しく思います。
今年はオープニングコンサートで、過去に参加してくれた二人の素晴らしい才能と共演します。
私に多くの才能との出会いを与えてくれるこのマスタークラスで、今年も新しい才能と出会うことが楽しみです。
このような機会をくださる宗次様とホールの皆様に心より感謝いたします。
Zakhar Bron
ザハール・ブロン(ヴァイオリン)Zakhar Bron, Violin
1947年ウラリスク(カザフスタン)に生まれ、オデッサ(ウクライナ)の音楽学校に学んだ後、1960~66年グネーシン音楽学校でボリス・ゴールドシュタインに、1966~71年モスクワ音楽院でイーゴリ・オイストラフに師事した。1971~ 74年同音楽院でオイストラフ教授の助手を務めた後、ノヴォシビルスク音楽院に移り、独自の指導法を開発して多くの優秀なヴァイオリニストを育てる。この間1971年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、1977年のヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールに入賞し、演奏家としての活躍の場を広げる。
1989年リューベック音楽大学の教授となり、以後ケルン音楽大学、チューリッヒ音楽大学、マドリッドのソフィア王妃音楽大学の教授を歴任。また、チャイコフスキー、ジュネーヴ、クライスラー、ティボール・ヴァルガなど多くの国際コンクールに審査員として招かれている。現在スイスのインターラーケンにて自身の名を冠したアカデミー、および室内オーケストラを主宰。
門下からはワディム・レーピン、マキシム・ヴェンゲーロフ、樫本大進、庄司紗矢香、川久保賜紀、神尾真由子、服部百音といったトップ・アーティストや、主要な国際コンクールの入賞者を多数輩出しており、世界3大名教授の一人とも言われる。
日本では、これまで横浜、宮崎、茨城などで指導。2022年に宗次ホールで待望のマスタークラスが再開、今年3回目を迎える。
イリーナ・ヴィノグラードワ(ピアノ)Irina Vinogradova, Piano
モスクワ音楽院および同大学院卒業。レフ・ニコラーエヴィッチ・ナウーモフに師事。
1973年プラハ国際ピアノ・コンクール入賞。大学院卒業後はナウーモフの助手として後進の指導に当たった。また同時に、リサイタル、オーケストラとの共演、アンサンブルなどの活発な活動を行ってきた。その後、世界的なヴァイオリン教授であるザハール・ブロンに認められ、ブロンや門下生との共演を重ねている。マキシム・ヴェンゲーロフ、ワディム・レーピン等とのレコーディングにも参加。
リューベック音楽大学を経て、ケルン音楽大学教授。
中野りな(ヴァイオリン)Lina Nakano, Violin
2021年第 90回日本音楽コンクール優勝。2022年第8回仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、及び聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びる。以降、主要オーケストラとの共演やリサイタル等、演奏活動をはじめ、現在、最も将来が期待される若手ヴァイオリニストとして高い評価を得ている。
2004年生まれ。3歳よりヴァイオリンを始め、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室にて森川ちひろに学ぶ。2015年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーにてポール・ロチェックの指導を受ける。桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、現在桐朋学園大学「ソリスト・ディプロマ・コース」に特待生として在学し、辰巳明子に師事。また、ウィーン市立芸術大学ではカルヴァイ・ダリボルに師事し研鑽を積んだ。ロームミュージックファンデーション2023年度及び 2024年度奨学生。
使用楽器:1702年製アントニオ・ストラディヴァリウス〈ライアル〉(一般財団法人 ITOHより貸与)
神鷹七海(ヴァイオリン)Nanami Kamitaka, Violin
2012年スペイン・ビルバオ生まれ。2歳で日本に移り住み、4歳よりヴァイオリンを始め、柴田詩子氏に師事。
9歳でかながわ音楽コンクールに出場し、横浜ロータリークラブ会長賞を受賞。その直後マドリードに渡り、10歳でソフィア王妃音楽院に入学、現在ザハール・ブロン、ユリ・ヴォルギン各氏に師事。エレナ・レボレド及びアルベニス財団奨学生。2024年、第7回サウリュス・ソンデキス国際コンクール(リトアニア)にて第1位及び最優秀賞受賞、第 16回リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール(ポーランド)にて第1位受賞。ヨーロッパ各地におけるマスタークラスにも参加し研鑽を深める。
2025年、インターラーケン音楽祭(スイス)でオーケストラと共演し、バチカン市国でもリサイタルを行うなど国際的な注目を集める。
現在、製作者本人であるユリ・ポチェキン氏より貸与された7/8サイズのヴァイオリンを使用。
第4回 ザハール・ブロン ヴァイオリン・マスタークラス in 宗次ホール
2025年8月24日(日)~8月31日(日)
ワディム・レーピン、マキシム・ヴェンゲーロフ、樫本大進、庄司紗矢香、川久保賜紀、神尾真由子、服部百音・・・。
個性溢れる世界のトップ・アーティストを多数輩出した世界的名教授ザハール・ブロンによる若いヴァイオリニストを育てるマスタークラス。
ブロンと若いヴァイオリニストの熱いレッスンは、一般の方もご覧いただくことができます。