葵トリオ
2025年
6/7
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 葵トリオ:小川響子(ヴァイオリン)伊東裕(チェロ)秋元孝介(ピアノ)
- 曲目
- ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調 op.70-1「幽霊」
マルティヌー:ピアノ三重奏曲 第2番 ニ短調 H.327
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調 op.90「ドゥムキー」
第67回ミュンヘン国際音楽コンクールの制覇を経て、さらに充実の一途を辿る国際的ピアノトリオ
「幅広いレパートリーで、類まれなほど多才であり優れた洞察力を伴った演奏を披露。」
<The Strad>
『とても高い個々の技術を備えた3人の素晴らしい奏者』そして『ピアノ三重奏としてのサウンドと精神』。優れたピアノ三重奏を形成するこの2つの要素が、完璧なバランスでした。
ヴァンサン・コック(トリオ・ヴァンダラー, ピアニスト)
<音楽の友>
若く秀逸な葵トリオが幅広い音楽を披露。
エネルギーに満ちた技巧的な演奏で、ヨーロッパからアジアにわたる、古典から現代作品までを展開。
<Deutschlandfunk>
葵トリオ
秋元孝介(ピアノ)小川響子(ヴァイオリン)伊東裕(チェロ)
第67回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で、日本人団体として初の優勝を受賞した、現在最も注目を集めるピアノ三重奏団。ピアノ三重奏の王道演目だけでなく、演奏機会の少ない作品や邦人作曲家の曲目にも光を当てる活動が高い評価を得ており、ピアノ三重奏の世界を開拓し続けている。
東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミーで出会い、2016年に結成。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けた。
好評を博したサントリーホールでのコンクール優勝記念公演に続き、これまでにトッパンホール、紀尾井ホール、フィリアホール、びわ湖ホール、いずみホールなど国内の主要ホールのほか、ミュンヘン、バイロイト、バーデン=バーデン、ケルン、ハンブルク、イタリア、フランス、チェコなどヨーロッパ各地で出演。2021年に札幌交響楽団とベートーヴェンの三重協奏曲、名古屋フィルとカゼッラの三重協奏曲、2023年にオーケストラ・アンサンブル金沢と金沢、名古屋、大阪の3都市でベートーヴェンの三重協奏曲、2024年にサントリーホール室内楽アカデミーとマルティヌーの三重協奏曲、大阪フィルとベートーヴェンの三重協奏曲を協演した。2024年1月~2月にはシンガポール室内楽フェスティバルに招待され、今後アジアでの活躍が期待されている。また、2025年にはハワイツアーが予定されている。
紀尾井ホールでは2021~ 2023年度のレジデント・シリーズを務め、サントリーホールとは2021年から7年間のプロジェクトが進行している。また、ふきのとうホールでは2025~ 2027年のレジデントアンサンブルに就任。近年では室内楽のマスタークラスの講師を務めるなど、後進の指導にも参加している。
録音活動では「ハイドン27番&シューベルト2番」、「ベートーヴェン1番&メンデルスゾーン2番」、「マルティヌー 1番&ドヴォルザーク3番」、「シューマン1番&シューベルト1番」、「シューマン2番&ショパン」、「ベートーヴェン2番&4番&6番」をリリースして、音楽誌で特選盤に選ばれるなど高い評価を得ている。9月25日には最新版「クララ・シューマン&シューマン3番」を発売。
第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞(新日鉄住金音楽賞は2019年4月より日本製鉄音楽賞に改称)、第22回ホテルオークラ音楽賞を受賞、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。
これまでに日本で伊藤恵、中木健二、花田和加子、原田幸一郎、堀正文、松原勝也、山崎伸子に学び、ミュンヘンでフォーレ四重奏団のD. モメルツに師事。
公式ホームページ https://aoitrio.com/