森谷真理 ソプラノ・リサイタル
2025年
5/31
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 森谷真理(ソプラノ)山田武彦(ピアノ)
- 曲目
- メシアン『ハラウィ―愛と死の歌』
アルバン・ベルク『7つの初期の歌』
主催:宗次ホール (申込専用メールフォームが開きます)
企画協力:OFFICEリラン
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※座席A列7番~A列17番については指定席とさせていただき「プレミアムシート」として入場券に500円プラスした金額で販売いたします。
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発売日:2025年1月12日 ちょこっとスムーズ予約可(一般自由席)
メシアン『ハラウィー愛と死の歌』
メシアンの連作歌曲集「ハラウィ」は最初の妻が死に至る病を得た頃に書かれたもの。「愛」と「死」の感覚が込められたこの音楽の持つ世界観を自由にお楽しみください。
初めてメシアンの名前を知ったのは、大学時代の西洋音楽史の授業でした。その神秘的な音楽に心を惹かれ、図書館で調べながら器楽曲を聴き、その深い魅力に感銘を受けたことを覚えています。当時は歌曲にまでは至りませんでしたが、アメリカ留学中、コレペティトゥアの先生から「ハラウィ」でコンクールに挑戦してみないかと提案され、初めてメシアンの歌曲に出会いました。
その時はオペラに専念しており実現しませんでしたが、近年になってようやく歌曲に取り組む機会を得ました。歌曲はオペラと同様に深い準備が求められるジャンルであり、詩人と作曲家が生み出した世界観を探ることに大きなやりがいを感じています。
今回取り上げるメシアンの連作歌曲「ハラウィ」は、全 12曲からなる壮大な作品です。その魅力を言葉で語るのは難しいのですが、この音楽の持つ世界観を自由に楽しんでいただければと思います。
森谷真理
森谷真理(ソプラノ)
今最も注目を集めるソプラノの1人。武蔵野音楽大学、同大学院卒業後、ニューヨークのマネス音楽院修了。世界各地のコンクールにて優勝、受賞。欧米ではメトロポリタン歌劇場にて2006年に《魔笛》夜の女王で大成功を収めたのをはじめ、リンツ州立劇場の専属歌手を務め、ウィーン・フォルクスオーパーなど多数の歌劇場で活躍。国内では、兵庫県立芸術文化センター《夏の夜の夢》、日生劇場《ランメルモールのルチア》、二期会《蝶々夫人》《サロメ》《ルル》表題役、新国立劇場《カルメン》《ばらの騎士》《蝶々夫人》《ジュリオ・チェーザレ》等で絶賛を博す。びわ湖ホールプロデュースオペラ《リゴレット》《魔笛》《ラインの黄金》《ワルキューレ》《神々の黄昏》《ローエングリン》《ニュルンベルクのマイスタージンガー》《フィガロの結婚》《こうもり》《ばらの騎士》に連続出演し、高度な歌唱と深い音楽性、迫真の演技で聴衆を魅了した。2022年にはザクセン州立歌劇場で《蝶々夫人》を主演し注目を集めた。2024/25シーズンはドイツのズールとライプツィヒでMDR交響楽団とフィリップ・グラス「The Voyage」等を共演予定。山形交響楽団「トスカ」、びわ湖ホール「死の都」に主演する他、愛知室内オーケストラの定期では「コジ・ファン・トゥッテ」等に出演。
コンサートレパートリーもバロックから近現代曲と幅広く、近年ではプーランク《人間の声》が新聞各紙で高評され、ベルク『ヴォツェックより3つの断章』、R.シュトラウス『4つの最後の歌』でも絶賛された。
2019年には「天皇陛下御即位を祝う国民祭典」にて国歌独唱を務めた。
名古屋音楽大学准教授、東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学講師。
公式ホームページ https://marimoriya.com/
山田武彦(ピアノ)
東京藝術大学大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。
フランスの演奏団体である2e2m、L'itineraire、Triton2等でソリストとして演奏し、現代音楽の紹介を務める。またフランス北部のランス市において大戦後50周年記念式典のために、ヘブライ語による委嘱作品を発表。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、的確でおおらかなアンサンブル、色彩豊かな音色などが好評を博し、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。最近では、三浦一馬キンテート、東京グランド・ソロイスツ(TGS)などユニークなコンサートの企画にも参加している。
東京藝術大学招聘教授を経て現在同大学ソルフェージュ分野主任、洗足学園音楽大学客員教授。全日本ピアノ指導者協会正会員、日本ソルフェージュ研究協議会理事、日本ピアノ教育連盟会員。