工藤重典 フルート・リサイタル 〜フルートと共に60年~
2025年
4/6
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 工藤重典(フルート)工藤セシリア(ピアノ)
- 曲目
- モーツァルト:「羊飼いの娘セリメーヌ」による変奏曲 ト長調 K.359
ウェーバー:ソナタ 第6番 ハ長調 Op.10 J.104
サン=サーンス:ロマンス 変ニ長調 Op.37
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 Op.26
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サン=サーンス:抒情的小品(オデレット) Op.162
フォーレ:幻想曲 Op.79
プーランク:フルート・ソナタ FP164
フランク:ソナタ イ長調 M.8
演奏活動60年!親子による記念演奏会
世界最高峰の「ジャン=ピエール ・ ランパル」に認められた日本フルート界の第一人者「工藤重典」
フルートを演奏し続けて60年を迎えた名古屋での記念リサイルを、親子共演にて飾ります。
工藤重典(フルート)
国際的に活躍を続けるフルーティスト工藤重典は、1979年にパリ国立高等音楽院を一等賞で卒業、恩師JPランパルに認められ世界各地で演奏活動を行う。
シャンゼリゼ劇場、サル・プレイエル、ウィーン楽友協会、ミラノ・スカラ座、サントリーホール、などヨーロッパ、オセアニア、アフリカ、南北アメリカ大陸、アジアなど世界の百数十都市でソリストとして演奏してきた。92年よりサイトウキネン・オーケストラと水戸室内管弦楽団で首席奏者、オーケストラ・アンサンブル金沢で特任首席奏者を歴任。
東京音楽大学教授、昭和音楽大学客員教授として後進の指導にもあたっている。
文化庁芸術祭賞、京都芸術祭賞、村松賞、仏オベルネ名誉市民賞などの受賞の他、2024年イタリアフルート協会より「洗練された演奏、マルセイユ楽派の輝かしいフルート主義の伝統の相続人、彼の芸術で最初にフランス、そして全世界を魅了した」として生涯功労賞を受賞した。
工藤セシリア(ピアノ)
フランス生まれ。4才よりピアノを始め、幼少の頃よりフランス国内にて、多くのコンクールに参加、その多くを最高位第1位を獲得している。
8才よりコンサートを始め、東京、札幌 、横浜、浜松、佐賀、ビル・ダブレ城、サンテミリオン音楽祭、ラジオフランス、ほかシンガポール、ロシア、韓国、台湾、中国などで、リサイタル、室内楽を父親工藤重典、他の音楽家と行う。
2014年にソロCD「オマージュ・ア・ドビュッシー」、2015年に工藤重典氏との『ウィーンの薫り~フルート・ソナタ集』と『アンコール』を続けてリリースし、レコード芸術特撰に選ばれる。
2017年よりシリーズをサロン・ランパルに於いて室内楽シリーズ「セシリアの部屋」を開催している。