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中木健二 無伴奏チェロ・リサイタル ~La Folia~

20253/1 (土)
14:00開演 13:30開場

出演者
中木健二(チェロ)
曲目
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
カサド:無伴奏チェロ組曲
黛敏郎:BUNRAKU ~独奏チェロのための~(1960)
マラン・マレ:
ラ・フォリア(中木健二 編曲)
人々の声「ヴィオール曲集 第2巻」より


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発売日:2024年11月10日 ちょこっとスムーズ予約可(一般自由席)


狂気のチェロ

 中木健二のチェロは、歌うことの強さ、響きの彫りの深さ....そこからたしかな〈声〉を感じさせる凄味をもっている。詩の融けた歌の深み、真摯と誠実を貫きながら〈愉しむ〉ことの豊かさも響かせてみせる音楽。̶̶そして今、彼は新しい挑戦にたちむかう。孤高の表現がきり拓いてゆく時間....題して《狂気のチェロ》。20世紀の名チェリスト・カサドが故郷カタルーニャの舞曲も取り込んだ〈無伴奏チェロ組曲〉には、我を忘れんばかりの昂揚を貫く(狂気じみた!)エネルギーの芯が見える。舞うことに潜む狂気の力は、黛敏郎が人形浄瑠璃の音楽表現を独奏チェロに託した《BUNRAKU(文楽)》にも強烈に響くはずだ。さらに時空を超えて、17世紀後半のフランス宮廷で活躍したマラン・マレが舞曲を基に絢爛たる変奏を織り上げた《ラ・フォリア》(その語源はまさに「狂気」だ)....古今東西の傑作たちを通して、音楽の〈狂気〉にこそ宿る、妖しくも激しい力の秘密へ、芸術の芯へと迫る。
 狂気の闇に身を沈めた哲学者・ニーチェは言った。「愛することには、いつも狂気がすこし潜んでいる。しかし狂気にも、いつも理性がすこし潜んでいる」。その「すこし」を、音楽は鮮烈に解き放つ。愛と理性を美しく響かせるばかりの音楽を超えて、そこに隠れた多彩なエネルギーへ....中木健二の〈凄絶〉を聴こう。
山野 雄大(やまの・たけひろ/音楽評論家)

 演奏会のテーマはズバリ「狂気」です!モーツァルトが生まれるちょうど100年前に生まれたマラン・マレは、当時ヨーロッパ中で大流行した舞曲「ラ・フォリア」に31の変奏をつけてヴィオラ・ダ・ガンバのための傑作を作曲しました。一度聴けば誰もが忘れない、その旋律とリズムに踊り狂ったことがフォリアの由来と言われています。その魅力を存分に活かした無伴奏チェロのためのアレンジを、今回はノーカット版でプログラムのメインにお届けします。
 バッハを原点とし、無伴奏チェロで巡る国境と時空を超えた音楽の旅。
 宗次ホールでは2016年(バッハ全曲演奏会)以来、9年ぶりの無伴奏チェロでのリサイタルです。
 皆様にお会いできることを今から楽しみにしています。
中木 健二

中木健二(チェロ)Kenji Nakagi,Cello
愛知県岡崎市出身。東京藝術大学を経て2003年渡仏、パリ国立高等音楽院、スイス・ベルン芸術
大学の両校を首席で卒業。
2005年第5回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位、08年Note et Bien国際フランス音楽コンクールでグランプリならびにドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞を受賞するなど、受賞多数。
2010年より14年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管の首席奏者を務めると共に、リサイタル、オーケストラとの共演、音楽祭出演など幅広い演奏活動を行う。
帰国後はソリストとして活躍するほか、14年にアンサンブル天下統一(ヴァイオリン:長原幸太、ヴィオラ:鈴木康浩)を結成し定期的に演奏活動を行うなど、室内楽にも情熱を注いでいる。
これまで共演したアーティストにはアッカルド、ジュランナ、メネセス、チュマチェンコ、イヴァルディ、ル・サージュが含まれる。
キングレコードより「美しき夕暮れ」および「J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」をリリース、2024年11月には新譜「ラ・フォリア~狂気のチェロ」をリリース。
紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。
第11回名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。
使用楽器は宗次コレクションより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。
Thomastik Infeld社契約アーティスト。

2024年11月13日CD新発売!「ラ・フォリア~狂気のチェロ」
中木健二


CD:KICC-1623 定価:3300円
配信:NOPA-5749 ハイレゾ配信:NOHR-821
2024年11月13日配信開始

【収録曲】

ガスパール・カサド:無伴奏チェロ組曲
ジェルジュ・リゲティ: 無伴奏チェロソナタ
黛 敏郎:『BUNRAKU』
~無伴奏チェロのための~
2024年11月13日発売

マラン・マレ:スペインのフォリア
(ヴィオール曲集 第2巻より)
主題と31の変奏(中木健二 編)


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