澤ファミリーによる「こころ」と「いのり」のコンサート
2025年
2/15
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 澤和樹(ヴァイオリン/ヴィオラ)澤亜樹(ヴァイオリン)蓼沼恵美子(ピアノ)西川智也(クラリネット)
- 曲目
- モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423[Vn:澤亜樹 Va:澤和樹]
ブルッフ:クラリネット、ヴィオラとピアノのための8つの小品より[Cl:西川智也 Va:澤和樹 Pf:蓼沼恵美子]
*****
シューマン:幻想小曲集 Op.83[Cl:西川智也 Pf:蓼沼恵美子]
〈いのり〉
マスカーニ:アヴェ・マリア
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌 他
〈日本のこころ〉
花、故郷、夕焼小焼、椰子の実
ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品[Vns:澤和樹/澤亜樹 Pf:蓼沼恵美子]
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発売日:2024年10月13日 ちょこっとスムーズ予約可(一般自由席)
澤和樹(ヴァイオリン/ヴィオラ)
1979年、東京藝術大学大学院修了。「安宅賞」受賞。ロン=ティボー、ヴィエニャフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。'80年より文化庁在外研修員としてロンドンに派遣され、ジョージ・パウク、ベラ・カトーナ両氏に師事。'84年に東京藝大に迎えられるとともに本格的な演奏活動を開始。'90年、アマデウス弦楽四重奏団メンバーとの出会いにより澤クヮルテットの結成を決意する。'96年より指揮活動を開始。九州交響楽団、東京フィル、日本フィル、札幌交響楽団、大阪交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団等にも客演し好評を博す。ヴィオラ奏者としては、これまでアマデウスQメンバー、グスタフ・マーラーQ、クスQらと共演。ヘンシェルQとは2008年にマックス・ブルッフの弦楽五重奏曲の世界初演及び世界初録音を、'12年にはスペイン王室所蔵のストラディヴァリウスによる弦楽五重奏を演奏し絶賛された。
東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て'16年より'22年まで東京藝術大学長。'23年、韓国文化体育観光部長官賞受賞。
現在、東京藝術大学および英国王立音楽院名誉教授。昭和音楽大学客員教授。東京大学先端科学技術研究センター・フェロー。響ホール室内合奏団ミュージック・アドヴァイザー。
澤亜樹(ヴァイオリン)
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部首席卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。'06年、第17回パリ国際バッハコンクール・ヴァイオリン部門で第2位受賞。'10年より2年間、文化庁新進芸術家海外研修員として、英国王立音楽院に留学し、最高位のDiploma of Royal Academy of Music(DipRAM)を得て首席卒業。学内にて, Wilfrid Parry Prize, Roth Prize, Regency Award等多数受賞。
'10-'11年度ロンドン交響楽団研修生。青山音楽賞新人賞、松方ホール音楽賞受賞。これまでに藝大フィルハーモニア管弦楽団、ウクライナ国立フィルハーモニー、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。
'14年、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。修了時に大学院アカンサス賞受賞。東京文化会館にてデビューリサイタルを開催。
現在、東京藝術大学音楽学部、洗足学園音楽大学非常勤講師および藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター。カルテット・オリーブメンバー。
これまでにヴァイオリンを小林美恵、鷲見四郎、若林暢、ベラ・カトーナ、ジェラール・プーレ、ジョルジュ・パウク、玉井菜採、ペーター・コムローシュの各氏に、室内楽を岡山潔、河野文昭、大野かおるの各氏に師事。
蓼沼恵美子(ピアノ)
東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学を首席卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修了後、ロンドンにてマリア・クルチョ女史に師事。 1983年、ミュンヘン国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門にてヴァイオリンの澤和樹と共に第 3 位入賞。'84年、東京にてソロデビューリサイタルを開催し、本格的な演奏活動を開始する。これまでに、国内外の著名アーティストとも多数共演、高い信頼を得ている。2004年には、妹、蓼沼明美とピアノデュオによるリサイタルを開催し、CD「姉妹デュオによる珠玉の連弾」、'11年、ヘンシェル弦楽四重奏団とのCD「シューマン&ブラームスのピアノ五重奏曲」はいずれも音楽誌上で高い評価を受ける。澤和樹とのデュオ活動は45年以上におよび、フィンランドのクフモ、サヴォンリンナ、イギリスの湖水地方、アメリカのボウドイン、アイルランドのウェスト・コークなど、国内外の音楽祭に招聘される。'06年の「ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲チクルス」は国内各地、イギリスでも成功を収めた。また、'14~15年の「シューベルト、シューマン、ブラームスをうたう」シリーズのライヴCDは、いずれも「レコード芸術」特選盤として紹介されている。
現在、昭和音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師。
西川智也(クラリネット)
大阪教育大学教育学部教養学科芸術専攻音楽コース卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了。NHK交響楽団「N響アカデミー」を修了。
クラリネットを和田尚裕、青山秀直、山本正治の各氏に師事したほか、オーケストラ演奏をNHK交響楽団のメンバーに学ぶ。
第9回東京音楽コンクール木管部門第1位、第24回日本木管コンクールクラリネット部門第1位、第23回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門第2位および会場審査員特別賞受賞。ソリストとして、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、陸上自衛隊中央音楽隊等と共演。'23年には世界的クラリネット奏者ポール・メイエと共にソリストとして群馬交響楽団定期演奏会に出演する。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。その他、オーケストラおよび室内楽奏者として東京・春・音楽祭、草津夏期国際音楽フェスティバル、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭、小澤征爾音楽塾などに出演。これまでに室内楽奏者としてW.ヒンク、T.インデアミューレ、C.プレガルディエン、G.プーレ、澤クヮルテット等と室内楽で共演している。
現在、群馬交響楽団首席クラリネット奏者としてオーケストラ奏者としての活動を中心としながら、室内楽やソロでの演奏も精力的に行なっている。
'23年に初のCD「Lʼheure Verte(ルール・ヴェルト)」を発売。