酒井淳 チェロ・リサイタル
2024年
10/27
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 酒井淳(チェロ)
- 曲目
- J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
第4番 変ホ長調 BWV1010
第5番 ハ短調 BWV1011
第6番 ニ長調 BWV1012
CD J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲)リリース記念
皆さま、お元気でいらっしゃいますか。
ようやく今年の秋に、バッハ無伴奏チェロ組曲全曲の録音をリリースすることになりました。発売と同時に、記念として名古屋で演奏会を開く機会を宗次ホールさまから頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
バッハの音楽を弾いていると、先人たちが歩まれた叡智の跡を私たちが追えるよろこびに包まれます。
宗教や時代の域を超えて、これから未来へ向かって生きてゆく私たちが忘れてはいけないものは何か、思いを深めるひとときとなれば本当に幸いです。
酒井 淳
酒井淳(チェロ)Atsushi Sakai,Cello
名古屋生まれのチェロ奏者・ガンバ奏者・指揮者。
1986年に渡米。中島顕氏、堤剛氏、H.シャピロ氏に師事した後に渡欧、パリ国立高等音楽院でP.ミュレール氏に師事し首席で卒業。また、同音楽院在学中バロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバを並行してC.コワン氏にも師事する。
レ・タラン・リリクやル・コンセール・ダストレなどの古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会とCD録音を手掛ける。室内楽に力を注いでおり、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)やカンビニ弦楽四重奏団の創立者として活躍している。シャンゼリゼ劇場、ウィーン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウ、シャトレ劇場他、欧州の著名な演奏会場に出演。ソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価される。2015年にはフランスのアパルテ・レーベルよりフォルクレのCDをリリースし、朝日新聞紙上に「豪壮で憂愁濃く、魔性と情念渦巻く世界へ」の評が掲載された。指揮では近年、フランスのディジョンやリールのオペラ座、オペラ・コミック座にて、シャルパンティエやモーツァルトなどのオペラを上演、成功を収めている。
現在、桐朋学園大学特任教授。