ブラームスの午後
2024年
10/19
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 佐藤俊介(ヴァイオリン)鈴木秀美(チェロ)スーアン・チャイ(ピアノ)
- 曲目
- ヨハネス・ブラームス Johannes Brahms(1833-1897)
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 Op.78「雨の歌」
チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
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ピアノ・トリオ 第3番 ハ短調 Op.101
佐藤俊介(ヴァイオリン)Shunske Sato,Violin
ヴァイオリニストであり、指揮者、室内楽奏者、ソリスト、指導者でもある佐康俊介の多様さは、彼の多才で臨機応変な性格を反映している。世界各地のピリオド楽器アンサンブルやシンフォニック・オーケストラを指揮し、ソリストとしても出演。 2013年から23年まで、オランダ・バッハ協会(http://www.youtube.com/bach)のコンサートマスターを、18年からは音楽監督を兼務し、2019年9月から10月に行われた、同管弦楽団の日本ツアーを成功させた。 2011年からはコンチェルト・ケルンのソリスト、指揮者、コンサートマスターを務めている。オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団、東京交響楽団、ハーグのレジデンティ・オーケストラ、セビーリャのオルケストラ・バロッ 力などから客演指揮者として定期的に招聘されている。
2013年からアムステルダム音楽院の教授としてヒストリカル・ヴァイオリンを教えている。
録音も「パガニーニ:24のカプリース op.1」では、パガニーニの作品を世界で初めてガット弦とバロック・ボウを使った歴史的奏法で録音した。最新盤は「J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ(全曲)」。
2010年、ライプツィヒの第17回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールで第2位および聴衆賞受賞。出光音楽賞、58Rワシントン賞受賞。2019年度第61回毎日芸術賞、第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
鈴木秀美(チェロ)Hidemi Suzuki,Cello
20世紀の最後16年間オランダ・ベルギーに住み、ヨーロッパ各地で活動。帰国までブリュッセル王立音楽院バロック・チェロ科初代教授。
18世紀オーケストラ、ラ・プティット・バンドのメンバー及び首席奏者、またバッパ・コレギウム・ジャパン 首席奏者としてバッハの全宗教作品の通奏低音を演奏・録音。2001年にオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)を創設、自身の<アルテ・デラルコ>レーベルからOLC、室内楽、ソロ等の録音をリリース。
指揮者として国内外の交響楽団に客演。神戸市室内管弦楽団音楽監督。山形交響楽団首席客演指揮者。 東京音楽大学チェロ科員教授、東京藝術大学古楽科講師。楽(らく)遊会弦楽四重奏団メンバー。日本ベートーヴェンクライス副代表理事。
著書に「『古楽器』よ、さらば!」「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」「通奏低音弾きの言葉では、」。 第37回サントリー音楽賞、2011年度秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術作品賞ほかを受賞。
スーアン・チャイ(ピアノ)shuann Chall,Piano
スーアン・チャイは、ピアノとヒストリカル・ピアノの双方で高い評価を受けている。最近では、ベートーヴェン・フェスティバル(オランダ)、ラ・フォル・ジュルネTOKYOや、その他アメリカやヨーロッパ各地の音楽祭やコンサート・シリーズに出演している。
2012年にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を演奏するという大規模なプロジェクトを始動させた。 彼女のベートーヴェン・ソナタのCDは、ファンブァーレ誌、BBCミュージック・マガジン誌等で熱狂的な批評を獲得している。
彼女の活動には、バリトンのMattijs van de Woerdとの共演や、フルートのTami Krauszとのフルート 曲集の2つのCDレコーディング、ベルギー系イラン人写真家Mashid Mohadjerinの写真とスーアン・チャイのライヴ演奏による共演が含まれている。
オバーリン・カレッジ(アメリカ)でピアノ演奏と生物学の両方の学位を取得し、ニューイングランド音楽院(ボストン)とハーグ王立音楽院(オランダ)を修了した。
これまでに、ジャック・ラダンスキー、ノーマ・フィッシャー他に師事。