谷辺昌央 ギター・リサイタル
2024年
9/21
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 谷辺昌央(ギター)
- 曲目
- J.S.バッハ:シャコンヌ
(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より)
スカルラッティ:ソナタ K208
クレンジャンス:最期の日の夜明けに Op.33
ジュリアーニ:ロッシニアーナ 第1番 他
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発売日:2024年5月12日 ちょこっとスムーズ予約可
私のバッハの『シャコンヌ』との出会いは15歳の時でした。第1回JGA ギター音楽祭で演奏して以来、『シャコンヌ』は私の心の中にあり続けました。
『シャコンヌ』はテーマで現れる和声進行の上に64もの変奏が繰り返されます。
私の音楽家としての人生においても、『シャコンヌ』は常にその底辺に響き続けてきたように思います。
私にとって35年ぶりとなる『シャコンヌ』の演奏を、ギターには理想的な響きを持つ宗次ホールの空間で、どうぞお楽しみください。
谷辺 昌央
谷辺昌央(ギター)MASAO TANIBE, GUITAR
名古屋市生まれ。7歳から父のもとでギターを始める。その後、酒井康雄、鎌田慶昭に師事。東京大学文学部卒業後渡独、1999年よりケルン音楽大学にてR.アウセルに師事し、首席卒業。カールスルーエ音楽大学にてA.フォン・ヴァンゲンハイムに師事し国家演奏家資格を取得。
学生ギターコンクール第1位、GLC最優秀賞、クラシカルギターコンクール第1位、東京国際ギターコンクール最高位、ゲーベルスベルク国際ギターコンクール 第1位、ホセ・トーマス国際ギターコンクール最高位、ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクール第1位、ジョアン・ファレッタ国際ギターコンチェルトコンクール第2位、聴衆特別賞など、多数のコンクールで入賞。
2005年ケネディーセンターでのアメリカデビュー、ニューヨークにおけるバッファロー・フィルハーモニーとの共演を皮切りに欧米及び国内オーケストラと多数共演。南米ツアーにおいては、林光のギター協奏曲「北の帆船」を南米初演。定期的にリサイタルを開催する他活発に演奏活動を行っている。NHK名曲リサイタル出演。武満徹没後20周年記念リサイタル(武満徹音楽祭in 福岡)、ポートレイト・オヴ・武満徹&細川俊夫などに出演。
録音では2010年「アセントゥアード」、2013年「すべての人のための祈り~ラテン・フォルクローレの煌めき~」、2019年「ロッシニアーナ~ギターで聴くオペラの世界」、2021年「武満徹・細川俊夫 声とギターの世界」(ALM REORDS コジマ録音)をリリース。いずれもレコード芸術特選盤、読売新聞サウンズボックス特選盤など各方面より高い評価を得る。また2015年にはドイツMDG レーベルより「JapaneseGuitar Concertos」(武満徹、細川俊夫、林光のギター協奏曲集 指揮:高橋直史)をリリース話題を喚んだ。最新CD「フォリオス/武満徹・ギター作品集」(ALMREORDS)はレコード芸術2023年総集編レコードアカデミー賞器楽部門(濱田三彦氏選)3位受賞。名古屋音楽ペンクラブ賞、第31回名古屋市文化振興事業団芸術創造賞受賞。