辻本玲 チェロ・リサイタル 2024
2024年
4/14
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 辻本玲(チェロ)津田裕也(ピアノ)
- 曲目
- ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.5-2
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
ウェーベルン:
チェロとピアノのための2つの小品
チェロ・ソナタ
チェロとピアノのための3つの小品 Op.11
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
心を熱くする、 チェロ音楽への愛と喜びに溢れた唯一無二の音色
NHK 交響楽団首席チェロ奏者
辻本玲(チェロ)Rei Tsujimoto, Cello
7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。その後ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2006年、2007年、ヴァイオリニスト五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。2009年、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。2011年にサントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年、第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。ソロ活動と並行して、サイトウ・キネン・オーケストラや東京・春・音楽祭へ参加するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」、「ひばり弦楽四重奏団」、水戸芸術館・新専属楽団「カルテットAT水戸」などの室内楽にも多数参加。2016年に別府アルゲリッチ音楽祭にてワディム・レーピンと共演するなど実力派チェリストとして高い評価を得ている。
2019年にソロCD『オブリヴィオン』をリリースし「レコード芸術」誌にて特選盤に選出。
これまでに、NHK交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハ-モニ-管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、ロシア国立交響楽団、ベルリン交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。
使用楽器は宗次コレクションより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを、特別に貸与されている。
現在、NHK交響楽団首席チェロ奏者を務める。
公式サイト https://www.rei-tsujimoto.com/
津田裕也(ピアノ)Yuya Tsuda, Piano
仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、その後ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。
ソリストとしてベルリン響、東響、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、神奈川フィル、仙台フィル、名古屋フィル、広響、大響、関西フィル、兵庫芸術文化センター管、千葉響、神戸市室内管、ドイツ室内管等と共演。2023年度は山下一史指揮/大阪交響楽団と共演し、秋以降には広上淳一指揮/京都市交響楽団、下野竜也指揮/東京都交響楽団との共演も予定されている。
日本各地でソロリサイタルを開催するほか、東京・春・音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭に継続的に招かれ、NHK-FM「名曲リサイタル」等にも出演。10年からはドイツ各地でもソロリサイタルを開催、地元紙にて好評を博す。フォンテックよりリリースした「メンデルスゾーン:ピアノ作品集」「ショパン:後期ピアノ作品集」はいずれも高く評価される。
室内楽活動にも積極的で、松山冴花(vn)とデュオを組み、ナミ・レコードより4枚のCDをリリース。ピーター・ウィスペルウェイ、堀米ゆず子、山崎伸子、イェンス=ペーター・マインツ、石田泰尚など多くの著名な弦楽器奏者と共演するほか、最近では管楽器奏者との共演も多く、様々な共演者から厚い信頼を得ている。特に、白井圭(vn)、門脇大樹(vc)とはトリオ・アコードを結成し、国内各地で演奏。
20年にはベートーヴェンを収録したトリオ初のCDをリリースし、絶賛される。
パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。
東京藝術大学准教授。