工藤重典&リチャード・シーゲル デュオ・リサイタル
2024年
2/18
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 工藤重典(フルート)リチャード・シーゲル(チェンバロ)
- 曲目
- クープラン:王のためのコンセール 第4番 ホ短調
ヘンデル:フルートとチェンバロのためのソナタ 「ハレ・ソナタ 第2番」ホ短調
テレマン:フルートとチェンバロのためのソナタ ヘ短調
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ラモー/シーゲル:オペラ組曲「優雅なインドの人々」より
ミッシェル・ブラヴェ:フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調「ル・マーニュ」Op. 2-4
J.S.バッハ:フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
“黄金のデュオ”と称される日本フルート界の巨匠工藤重典とその盟友リチャード・シーゲル。
ふたりの名手による美しい音色をお楽しみください。
工藤重典(フルート)Shigenori Kudo, Flute
パリ国立高等音楽院を一等賞で卒業し、23歳の若さで第2回パリ国際フルートコンクールで優勝。パリ、ロンドン、ウィーン、ミラノ、ニューヨーク、モスクワ、ミュンへン、東京など世界各地でソリストとして訪問した国は40ヶ国に及ぶ。CDはマイスターミュージック、ソニークラシカル、ナクソスレーベルなどからリリースされ、70タイトルを超える。
秋山和慶、岩城宏之、井上道義、小澤征爾、外山雄三、尾高忠明、佐渡裕、またJ.Pランパル、M.ロストロポーヴィチ、K.ペンデレツキ、J.Fパイヤール、ネヴィル・マリナーなどの名だたる指揮者と60曲以上のフルート協奏曲を演奏してきた。
東京音楽大学教授、昭和音楽大学客員教授として後進の指導にあたっている。
リチャード・シーゲル(チェンバロ)Richard Siegel, Cembalo
アメリカ出身でフランスに渡り、パリ国立音楽院でチェンバロと室内楽で一等賞を得、1977年にはパリ国際チェンバロ・コンクールの通奏低音の部で優勝。以来、パイヤール室内管やフランス室内合奏団、水戸室内管などと共演を重ね、海外ツアーも多い。またランパルや工藤重典。ピエルロらの伴奏も務めている。フランスで現代作品の初演も多い。
レコーディングも活発で、J.S.バッハのフルート・ソナタやブランデンブルク協奏曲の全曲や、テレマンやヴィヴァルディのソナタ、バレンボイム指揮パリ管のデュティユー「交響曲第2番」の録音などにも参加している。2002年にフランスでシャルル・ウルモン財団賞を受賞。パリ国立音楽院などで教鞭をとっている。
使用楽器:チェンバロ フレンチモデル 2段鍵盤
協力:クラヴサン工房アダチ