【完売】YAMATO String Quartet
2023年
11/19
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- YAMATO String Quartet:石田泰尚、執行恒宏(ヴァイオリン)榎戸崇浩(ヴィオラ)阪田宏彰(チェロ)
- 曲目
- ボロディン:弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調
ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 Op.51, No.2
バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリー
ピアソラ:Ausencias(不在)/Nuestro Tiempo(われらの時代)
1994年に結成されたYAMATO S.Q.は、松尾学術財団の特別奨励金・秋田県大曲市新人音楽祭グランプリ・大阪国際室内楽コンクール入選など受賞歴を重ねてその活動を開始。
NHK-FMリサイタル・ニッポン放送公開録音「新日鉄コンサート」などの経験を経て、澄んだ音色と巨大な響きを持った弦楽四重奏団として個性を確立。世界初録音となるCD「山田耕筰 室内楽全集」、幸松肇氏の「日本民謡全集」の録音により、日本音楽のスペシャリストとして知られるようになる。
2013年からは近藤和明氏のアレンジを武器に、膨大なピアソラ作品や映画音楽などクラシックの壁を取り払う企画を開始。中でもジミ・ヘンドリクスやレッド・ツェッペリンなど、ロックの王道を取り上げたプログラムは、ヴァイオリン石田泰尚の他に類を見ないプレイスタイルと合致し、新しい弦楽四重奏の世界を拓き続けている。
2020年、新型コロナウィルスで音楽の火が消える中でも各地で活発な演奏活動を行う。
中でも1ヶ月の間にベートーヴェン中期・後期全曲演奏会を1日2公演づつ8公演をこなしてからは、クラシックの弦楽四重奏団としても再評価を受けている。
2021年・2022年には、ミューザ川崎シンフォニーホール2000席満員の聴衆から喝采を浴び、性別・世代・ジャンルを問わず幅広い人気を誇る弦楽四重奏団として躍進を続けている。
石田泰尚(ヴァイオリン)Yasunao Ishida 公式サイト http://musiciansparty.jp/artist/ishida/
神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。幅広いレパートリーを誇り神奈川フィル他各地のオーケストラと協奏曲の演奏やリサイタルを行いソリストとしての顔も持つ。
自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”、新しいスタイルのピアソラを追及した“トリオリベルタ”、ピアニスト及川浩治の呼びかけで結成されたピアノトリオ“Bee”など、様々なユニットでも独特の輝きを見せる。結成時から参加するYAMATO S.Q.では20年以上に渡り唯一無二のヴァイオリニストとしてグループの方向性を決定づけてきた。2018年「音楽の友」4月号「クラシック音楽ベストテン」においてソリスト・室内楽など4部門にランクインするなど各方面から高く評価されている。録音も多く2016年発売の“石田泰尚/LIVE”、2017年発売の“ALLBRAHMS LIVE”は共にレコード芸術誌上で準特選、さらに石田組デビューアルバム“THE石田組”は特選盤の評価を得た。2018年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼んだ。使用楽器は1690年製 G.Tononi、1726年製 M.Goffriller。
執行恒宏(ヴァイオリン)Tsunehiro Shigyou
東京藝術大学付属高校を卒業後、同大学に入学。在学中より演奏活動をはじめ、山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者に就任。後に同楽団コンサートマスターを2006年まで務める。現在パシフィックフィルハーモニア東京コンサートマスターを務めると同時に、国内主要オーケストラのゲストコンサートマスターとしても活動している。東京オペラシティでのリサイタルの他 、各地のオーケストラと協奏曲を共演するなどソリストとしても活躍、またYAMATO S.Q.他のメンバーとして室内楽も積極的に取り組んでいる。これまでに、浅川多美子、鷲見康郎、澤和樹、小林健次の各氏に師事。
榎戸崇浩(ヴィオラ)Takahiro Enokido
1988年名古屋市立菊里高校音楽科にヴァイオリンで入学。第44回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第1位。92年東京音楽大学特待生としてヴィオラ専攻で入学。93年摂津音楽祭リトルカメリアコンクール第3位。96年第66回読売新人演奏会に出演。関東主要オーケストラに客演首席奏者として出演。97年に読売日本交響楽団入団、首席代行を務めた。
現在は、同団ヴィオラ奏者として、またアンサンブル奏者、ドラマ、CM、ゲーム等のレコーディング奏者としても活躍している。
阪田宏彰(チェロ)Hiroaki Sakata ホームページ「TUNE THE CELLO!」 http://candi.sakura.ne.jp/
国立音楽大学卒業。YAMATO S.Q.代表。喜多直毅とTANGOPHOBICSメンバーとして「TANGOPHOBIA」「Concet in MORIOKA」をリリース。CelloEnsemble 008代表。CD「Cello Ensemble 008 vol.1」「Cello Ensemble 008 vol.2」をリリース。多くのグループでリーダーを務め、個性的なメンバーの特質を生かしたプロデュースを得意とする。
群馬交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー、山形交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団などの客演首席奏者を務める。桜美林大学非常勤講師。