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島田真千子 ヴァイオリン・リサイタル with 広瀬悦子

202311/3 (金)
14:00開演 13:30開場

出演者
島田真千子(ヴァイオリン)広瀬悦子(ピアノ)
曲目
ヴィアルド:ヴァイオリン・ソナチネ イ短調
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
ビーバー:「ロザリオのソナタ集」より パッサカリア
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」

↓必ずご確認ください。
▶︎▶︎▶︎キャンセル規定について◀◀◀


発売日:2023年7月9日


島田真千子(ヴァイオリン)Machiko Shimada, Violin  公式WEB https://machikoshimada.com
 名古屋市出身、3歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て1998年東京藝術大学を首席で卒業、安宅賞受賞。2002年デトモルト音楽大学を最優秀の成績で卒業後、2005年には同大学院にてドイツ国家演奏家資格を取得。6年間ドイツに在住しヨーロッパ各地で研鑽を積む。
 第44回全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位、第7回日本モーツァルト音楽コンクール第1位、第66回日本音楽コンクール第2位、第45回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールで特別賞、デトモルト音楽大学DAAD賞コンクール1位、第15回J.Sバッハ国際コンクール第5位などのコンクール歴がある。海外派遣の為の奨学金をロームミュージックファンデーション、明治安田クオリティオブライフ文化財団から授与。
 芸大在学中から、アメリカ・アスペン音楽祭や宮崎音楽祭、倉敷音楽祭に参加。1998年から毎年セイジ・オザワ・松本フェスティバルに参加、サイトウキネンオーケストラのメンバーとして数々の室内楽公演にも出演している。海外ではアムステルダムのコンセルトへボウやベルリン・コンツェルトハウスでの室内楽コンサートシリーズに出演。ドルトムントやブリュッセルでのソロリサイタル、南米チリではデトモルトピアノ四重奏団で室内楽ツアーを行った。
 2000年に東京文化会館、名古屋しらかわホールで初めてのソロ・リサイタルを開催。これまで、ソリストとして東京交響楽団、東京シティフィル、名古屋フィル、セントラル愛知響など様々なオーケストラ、また室内楽では、今井信子、堤剛、メナハム・プレスラーの各氏等と共演。2005年にドイツ留学から帰国、出身地である愛知県での活躍が認められ、2006年愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞、同年に第1回名古屋音楽ペンクラブ賞を受賞。2009年には名古屋市芸術奨励賞を受賞した。2015年Altusレーベルよりバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ集のCDをリリース、2016年にはバッハ無伴奏6曲全曲のリサイタルで好評を博す。2017年2枚目となるCD“ヴィヴァルディ四季&チゴイネルワイゼン”を発売。2020年にはリサイタルデビュー 20周年を記念し、全国各地にてピアニストの広瀬悦子とデュオリサイタルツアーを開催し、以降共演を重ねている。
 近年は、室内楽公演や各地オーケストラの客演コンサートマスターとしての出演、ヴェリタス弦楽四重奏団、いずみシンフォニエッタ大阪のメンバーとしての公演でも活躍、2023年からはセントラル愛知響メンバーとの室内楽シリーズをプロデュースしている。
 現在、 水戸室内管弦楽団メンバー(2013年~)、セントラル愛知交響楽団ソロコンサートマスター(2015年~)。京都市立堀川音楽高校(2020年~)、愛知県立芸術大学(2021年~)の非常勤講師を務め、淡路島ヴァイオリンマスタークラスを主宰するなど、教育活動にも熱心に携わっている。使用楽器は宗次コレクションよりG.B.ガダニーニ(1769年製作)を貸与されている。これまでにヴァイオリンを佐々木はるる、久保田良作、山岡耕筰、田中千香士、店村眞積、マルコ・リッツィの各氏に、室内楽をアイザック・スターン、今井信子、小澤征爾、ロバート・マンの各氏等に師事し、多大な薫陶を受けた。

 宗次ホールでの初めてのリサイタルは2007年10月28日。それ以来、毎年のように”芸術の秋“のシーズンに、このホールへ帰って来られる事は、私にとって心からの喜びです。ホール全体が楽器のようでいて、また美しくもシンプルなプロテスタント教会の礼拝堂のようなステージ...。その響きを思い描きながら、私が今弾きたい曲、お届けしたい作品は何だろう?と、いつも心躍らせながらプログラムを考えています。
 今回が4年目の共演となる名手、ピアニストの広瀬悦子さんをお迎えして、前半は悦子さんの選曲である、ヴィアルド(ブラームスのアルトラプソディーを初演した歌手)の未知の美曲と楽聖ベートーヴェンの名曲を、後半は私が選んだ、聖母マリアへの祈りのパッサカリアとブラームスの悲しみを慰める歌をお届けします。前半後半ともに、同じ音を基調とする短調から長調へと流れゆく作品を並べ、憂いから歓喜へ、暗闇から光へ、そんな願いを込めました。
 ご来場を、心よりお待ち申し上げております。
Violinist 島田 真千子

広瀬悦子(ピアノ)Etsuko Hirose, Piano
 ヴィオッティ国際コンクールとミュンヘン国際コンクールに入賞後、1999年マルタ・アルゲリッチ国際コンクールで優勝。
 1999年パリ国立高等音楽院を審査員全員一致の首席で卒業し、併せてダニエル・マーニュ賞を受賞。世界各地で精力的に演奏活動を続け、数多くの音楽祭にも参加している。2001年デュトワ指揮NHK交響楽団と共演。バイエルン放送響、モスクワ・フィル、アルゼンチン国立管、RAI国立響(トリノ)、ワルシャワ国立フィル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ウラル・フィル、アンサンブル金沢、読売日響、東京フィル、新日本フィルほか国内外のオーケストラと数多く共演している。
 日本コロムビア、MIRARE、Piano21、DanacordなどのレーベルからCDを多数リリースしている。2016年にはシプリアン・カツァリス氏と4手・2台ピアノのための『ロシア・バレエ音楽トランスクリプション集』をリリースし、合わせて日本ツアーを行い各地で好評を博した。近年では『モシュコフスキー:ピアノ作品集』、『ベートーヴェン(カルクブレンナー編):交響曲第9番「合唱」』、『ヴラディゲロフ作品集』、ピエール・レネール氏とのデュオで『情熱~クララ・シューマン、ブラームス、ヨアヒム』、ギヨーム・マルティニェ氏とのデュオで『ビアラン&フランク:チェロ・ソナタ』をリリース。
 情熱的でスケールの大きな音楽作り、美しい音色、幅広いレパートリーが高い評価を集め、世界に次々と活躍の場を広げるピアニストである。


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