田部京子《シューベルト・プラス》ピアノ・リサイタル 連動企画・第7回
田部京子ピアノ・リサイタル
2021年
7/17
(土)
15:00開演
14:30開場
- 出演者
- 田部京子(ピアノ)
- 曲目
- シューベルト:ピアノソナタ 第4番 イ短調 D537 Op.164
ショパン:ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
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本公演は、日程を改めての開催となります。
当初予定されていた2020年6月20日(土)とその振替公演11月23日(月・祝)のチケットは全て払い戻し対象の為無効 です。
発売日:2021年5月9日 ちょこっとスムース予約可
田部京子 Kyoko Tabe, Piano
東京藝術大学附属高校在学中、日本音楽コンクールに最年少で第1位に輝き一躍注目を集めた。東京藝術大学に進学後、ベルリン芸術大学に学び、同大学、大学院を首席で卒業。ミュンヘン国際音楽コンクール(ARD)第3位、ショパン国際ピアノ・コンクール最優秀演奏賞等輝かしい成績を収める。
バイエルン放送響、バンベルク響、モスクワ・フィル、ワルシャワ・フィル、ポーランド放送響、バルセロナ市立管、リンツ・ブルックナー管、ローザンヌ室内管ほか多数と共演。室内楽でもアルバン・ベルク四重奏団、カルミナ四重奏団ほか世界のトップアーティストと共演。これまでに、村松賞(音楽部門大賞)、新日鉄音楽賞などを受賞。
CDはDENON、CHANDOSより合わせて30枚以上がリリースされ、国内外で特選盤となり、ステレオレビュー(米)、BBCミュージックマガジン(英)、フォノフォルム(独)各誌で高い評価を受けている。スイスで放送された演奏家名を伏せた世界の名盤「シューベルト:ソナタ第21番」聴き比べの番組では、評論家、リスナーなどによる投票で第1位を獲得した。カルミナ四重奏団との共演盤『ます&シューマン:ピアノ五重奏曲』(2008年)はレコード・アカデミー賞を受賞。
2016年秋に放送されたNHKドラマ「夏目漱石の妻」の挿入曲「シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番」の演奏でも話題を呼んだ。
第一線で演奏活動を続ける傍ら、桐朋学園大学院大学教授も務める。現在、日本を代表する実力派ピアニストとしてますます人気を集めている。
オフィシャルHP: http://www.kyoko-tabe.com
田部京子さんからのメッセージ
今回は、晩年のソナタ第20番にも通じる、弱冠20歳のシューベルトが初めて完結したソナタ第4番、『葬送行進曲』を軸に創作され、初めてソナタ作品としてのショパンの真価が発揮されたソナタ第2番「葬送」、そして傾倒するE.T.A.ホフマンの小説に登場する「楽長クライスラー」と自己を重ね、クララへの切なる想いを創作へと掻き立てたシューマンの代表作「クライスレリアーナ」を演奏します。皮肉交じりにシューマンが絶賛したと語られる「葬送ソナタ」と、彼がショパンに献呈した「クライスレリアーナ」。ともに天国で210歳を迎えるふたりの巨匠に想いを馳せ、同じ年頃に作曲された独創性あふれる傑作の真髄に迫りたいと思います。