2020年5月30日に予定されていた公演の振替開催です。
辻本玲 チェロリサイタル
2021年
3/14
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 辻本玲(チェロ)大伏啓太(ピアノ)
- 曲目
- ベートーヴェン:「魔笛」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66
グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.36
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65
カサド:親愛なる言葉
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ
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※本公演は日程を改めての開催になります。当初予定されていた2020年5月30日のチケットは全て払い戻し対象の為、無効です。
発売日:2021年2月14日 ちょこっとスムース予約可
辻本玲(チェロ) Rei Tsujimoto, Cello
7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。その後ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2006年、2007年、ヴァイオリニスト 五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。みどり氏より「彼の演奏は、その音色が自然体でのびのびしており、音楽の大切な要素であるLOVEが伝わってきます。これは、彼のパーソナリティそのものであり、それを伝達する技術を彼が持ち合わせているというほかありません」と賞賛された。
2009年、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞(その模様はNHK-BSにてドキュメンタリー番組「チェロ・エスプレッシーボ!~国際コンクールに懸ける青春~」としてオンエアされた)。2011年3月から京都コンサートホールを皮切りに札幌コンサートホール kitara、名古屋 宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、東京サントリーホールにて「デビュー・リサイタル・ツアー」を実施。以降毎年東京他でのリサイタルを開催。2013年トッパンホールでのリサイタルは読売新聞の演奏会評にて「質実剛健な音、得難い逸材」と絶賛され、同年第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。
ソロ活動と並行して、サイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」「及川浩治トリオBee」「堀米ゆず子室内楽シリーズ」などの室内楽にも多数参加。2016年に別府アルゲリッチ音楽祭にてワディム・レーピンと共演するなど実力派チェリストとして高い評価を得ている。2019年にソロCD『オブリヴィオン』をリリースし「レコード芸術」誌にて特選盤に選出。
これまでに、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハ−モニ−管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、ロシア国立交響楽団、ベルリン交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。
使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。
公式サイト http://www.rei-tsujimoto.com
大伏啓太 (ピアノ)Keita Obushi, Piano
福島県福島市出身。桐朋学園『子供のための音楽教室』仙台教室にて学ぶ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学ピアノ科を同声会賞、読売音楽新人賞を受賞し卒業。2012年に同大学大学院修士課程を成績優秀者として修了。これまでにピアノを明石美絵、庄司美知子、菅野 潤、多 美智子、江口 玲、加藤洋之の各氏に師事。野島 稔、海老彰子、V.ブロンズ、B.カニーノ各氏の薫陶を受ける。
幼少より数々のコンクールで優勝、入賞を重ねる。第55回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学生の部東京大会第1位。第57回全日本学生音楽コンクールピアノ部門高校の部全国大会第1位、併せて野村賞、毎日新聞社賞を受賞。第75回日本音楽コンクールピアノ部門第3位。Pianale国際コンクール(ドイツ)優勝、併せて審査員賞を含む4つの特別賞を受賞。
2007年に開催した日本音楽コンクール入賞者シリーズでの本格的なデビューを皮切りに、東京文化会館ではオール・ショパン・プログラムによるリサイタル、日本ショパン協会例会にてリサイタルを開催。国外ではこれまでにフランス、イギリス、ドイツ、スイス、韓国など、世界各地でリサイタルや音楽祭に招かれ出演、高い評価を得ている。これまでにソリストとして、東京交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団等、国内オーケストラと多数共演している。
室内楽においては、スイス・ローザンヌにて行われたP.アモイヤル、B.カニーノ両氏による室内楽マスタークラスにおいてコンサートに選出され、その様子はラジオにてスイス全土に放送された。これまでに川畠成道、今井信子、山崎伸子、須川展也、W.フックス等、国内外の著名な演奏家と共演を重ねている。2014年には第83回日本音楽コンクール審査員特別賞(チェロ部門共演者として)を受賞するなど、各方面からの信頼も厚い。
自身初のソロによるCD《FANTASIE》を2018年7月にリリース。音楽現代誌にて注目盤、レコード芸術誌にて準特選盤に選出されるなど、高い評価を得ている。他、仙台フィルハーモニーコンサートマスター西本幸弘氏と共演のCD≪Violinable Discovery vol. 2≫が2016年秋にリリースされている。
東京藝術大学大学院室内楽科非常勤講師を経て、現在は東京藝術大学ピアノ科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科非常勤講師。桐朋学園『子供のための音楽教室』仙川教室講師。各地で後進の指導に精力的にあたっている。
全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員、日本ベートーヴェンクライス会員、日本演奏連盟会員。
公式サイト https://www.keitaobushi.com