高田泰治 フォルテピアノリサイタル
2020年
7/25
(土)
18:00開演
17:30開場
- 出演者
- 高田泰治(フォルテピアノ)
- 曲目
- ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1
サリエリの歌劇「ファルスタッフ」の二重唱
“まったく同じだわ”の主題による10の変奏曲 WoO.73
ピアノソナタ 第14番「月光」嬰ハ短調 Op.27-2
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
ピアノソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2
ピアノソナタ 第8番「悲愴」ハ短調 Op.作品13
使用楽器: J.G.グレーバー1810年製(墺・インスブルック) オリジナルのフォルテピアノ
発売日:2020年4月12日
使用楽器について
J.G.グレーバー製作 1810年頃 オーストリア インスブルック
Johan Georg Gröber(1775-1849)Innsbruck(c 1810)
73鍵 F”-f”” 個人蔵
この演奏会で使用するJ.G.グレーバー作の楽器は、ウィーン式アクションで、6オクターブの音域をもちながら、5本の膝ペダルを装備している。ピアノの変遷史上、過渡的な楽器と捉えることもできる。豊かな音量も特長である。ベートーヴェンが活躍した18世紀末から19世紀初頭は、ピアノが急速に変様した時代である。音域が広がったこと、鍵盤の底板部につけられたレバーを膝の上下で操作する「膝ベダル」から「足ペダル」へ移行していったことも大きな特徴である。また、弦もしだいに太くなり、弦を打ち鳴らすハンマーも大きくなっていった。小さなサロンで演奏される楽器から、大きな演奏会場でも演奏できる音量を持つように変化していった
本公演で使用されるものと同じ楽器による、高田泰治さんの演奏。
(ベートーヴェン 月光ソナタ 第1楽章)