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一部指定席公演

アンドレイ・ガヴリーロフ ピアノリサイタル

202011/7 (土)
18:00開演 17:30開場

出演者
アンドレイ・ガヴリーロフ (ピアノ)
曲目
ショパン:4つの夜想曲 変ロ短調 Op.9-1/変ニ長調 Op.27-2/ヘ長調 Op.15-1/嬰ハ短調(遺作)
リスト:ピアノソナタ ロ短調
プロコフィエフ:ピアノソナタ 第8番 変ロ長調 Op.84

【本公演は一部指定席公演です】
中央ブロックB列~E列は[指定席]となります。
お値段は一般料金+500円です。
指定席のご予約はお電話のみの受付となります。御了承ください。
尚、指定席部分は両隣を詰めておかけいただく「通常ゾーン」となります。
詳細は座席表をご覧ください。


発売日:2020年10月11日 


かつての美青年だったころの面影も幻想も期待も一切必要ない。そんなものは過去に過ぎない。
ここにいるのは様々な変遷をたどってさまざまな辛酸をなめて、いまここに生きている一人の表現者。
そんなガヴリーロフがアンコールで最後に弾いたショパンが・・・
まるで累々と横たわる死体に捧げられた一輪の花のようで、無残なまでに美しく、そして切なかった。

(松本大輔 ―2019年7月 宗次ホールでのリサイタル評より)





アンドレイ・ガヴリーロフ Andrei Gavrilov, PIano

 1955年モスクワ生まれ。父は著名な画家、母はゲンリヒ・ネイガウス門下のピアニスト。モスクワ中央音楽学校でタチアナ・ケストナーに、その後モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事。
 1974年、18歳でチャイコフスキー国際コンクール優勝、同年ザルツブルク音楽祭でスヴャトスラフ・リヒテルの代役を務めて一躍脚光を浴び、1980年までに世界の主要都市にて演奏していたが、その後1984年にロンドンでリサイタルを行うまでの間、政治的理由で国外での演奏活動が中断。その後ペレストロイカの時代を迎え、当時の共産党書記長ゴルバチョフに請願し、亡命することなく国外に滞在する許可を与えられたソビエトの芸術家の第一号となる。
 1985年にカーネギーホールでリサイタルデビュー。ニューヨーク・タイムズ紙上で「大器」と称された。その後も北米、欧州の主要オーケストラと、ハイティンク、アバド、ムーティ、小澤、スヴェトラーノフ、テンシュテット、ラトル、マリナー等の指揮で共演。録音では1990年までEMI専属アーティストとして数多くの録音を行い、グラモフォン大賞(1979)、ドイツ・シャルプラッテン賞(1981)、IRCA国際レコード批評家賞(1985)、「世界最高のピアニスト」と評価されたシエナのキジアーナ国際音楽アカデミー賞(1989)などを受賞。1990年以降もドイツ・グラモフォンよりCDを継続的にリリース、国際的に高い評価を受けた。
 しかし、その後1993年頃からコンサートのキャンセルが相次ぎ、約8年間演奏活動を停止。哲学や宗教を研究し、新たな音楽を模索。2000年から徐々にコンサートを再開し、2001年、モスクワ音楽院大ホールにて一夜で4つのピアノ協奏曲を演奏し復活。2019年には18年ぶりの来日ツアーを果たした。




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