菊池洋子 ピアノリサイタル
2020年
10/10
(土)
18:00開演
17:30開場
- 出演者
- 菊池洋子(ピアノ)
- 曲目
- モーツァルト:
ピアノソナタ 第15番 ヘ長調 K.533
ロンド ヘ長調 K.494
ピアノソナタ 第18番 ニ長調 K.576
ピアノソナタ 第16番 ハ長調 K.545
ベートーヴェン:
ピアノソナタ 第32番 ハ短調 Op.111
モーツァルト国際コンクールの覇者が弾く
ベートーヴェンの最晩年、最後の3つのソナタ
発売日:2020年9月13日
菊池洋子 Yoko Kikuchi, Piano
公式サイト http://www.yokokikuchipf.com
菊池洋子は、2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝、一躍注目を集めた。その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。
前橋市生まれ。故田中希代子、故林秀光の各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科卒業後、イタリアのイモラ音楽院に留学、フランコ・スカラ、フォルテピアノをステファノ・フィウッツィに師事。
1997年、ミラノにおいてソロ・リサイタルを行う。同年ユベール・スダーン指揮、シチリア交響楽団のコンサートツアーのソリストに抜擢され、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を三夜連続コンサートで演奏し、イタリアの 新聞紙上で絶賛された。2002年1月、ザルツブルクで行われた第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝し、一躍注目を浴びる。
2003年には夏のザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演、アイヴァー・ボルトン指揮/ザルツブル ク・モーツァルテウム管弦楽団と共演し大成功をおさめた。04年秋にはライプツィヒ弦楽四重奏団と日本ツアーを行ない、06年は、ウィーンでのリサイタル、オーケストラ・アンサンブル金沢のアジア・ツアーのソリスト、アフラートゥス・クインテットとの共演及びレコーディング、11月から12 月にかけては、サントリーホール(東 京)、ザ・シンフォニーホール(大阪)、札幌コンサートホール Kitara など、全国6都市の各主要コンサートホール大ホールにてリサイタルを行うなど大きな話題を集めた。
その後も、08年アンサンブル・ウィーン=ベルリンメンバーとの共演、09年にモーツァルトのピアノ・ソナタ全 曲をフォルテピアノとモダンピアノを用いて演奏するといった意欲的な企画に取り組み好評を得た。10 年チューリッヒ・トーンハレでのリサイタル、11年シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭やパレルモ音楽祭への参加などで絶賛を博した。12年にはイスラエルのエイラット音楽祭出演や、ミラノのヴェルディホールでのリサイタル、ボローニャのマンゾーニ劇場シーズン演奏会出演、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団との共演など活動の場を広げている。
これまでに、国内主要オーケストラとの共演をはじめ、ザルツブルク室内管、フランツ・リスト室内管、グルベキアン・オーケストラ、南西ドイツフィルハーモニー、オーヴェルニュ室内管弦楽団、ベルリン交響楽団、ル ーマニア・フィル、ニューヨーク・ヴィルトゥオージ室内楽団、スロベニア放送響、上海交響楽団、香港シンフ ォニエッタ等と共演。
CD録音も活発に行い、05年「モーツァルト・アルバム」(エイベックス)でデビューし、第18回ミュージック・ ペンクラブ音楽賞クラシック部門録音・録画作品 (日本人アーティスト)賞を受賞。06年9月には、アフラートゥス・クインテットと共演したモーツァルトと R.シュトラウスの CD(オクタヴィア)を、11月には「モーツァルト・アルバム第2弾」(エイベックス)がリリースされた。09年1月には「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」をリリース (エイベックス)。11年には、ホルンの世界的名手ラデク・バボラークと共演したアルバムを2枚リリース(オクタヴィア)し好評を博している。最新盤は、小品集「ロマンティック・アンコール」(エイベックス)。
第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)受賞。2007年第17回出光音楽賞受賞。